大 台 ケ 原   

山行報告

 新田辺駅に午前5時に集合し、参加者10名は北村さんと佐坂の車に分乗し目的地に向かう。

丁度1年前に下見を終えアクセス林道がかなり崩壊しており、道上に大きな石が崩落していたり、
凹凸の激しい林道だったことを思い出した。
この下見経験もあり今回の車山行での車種は「4輪駆動車」と明記されていた。 
北村さんの車を見た時確かに4輪駆動車ではあるが車高は普通車並みの高さだったので、
果たしてこの車であの凹凸の激しい林道を乗り切れるかどうか一抹の不安はあったが、
とにかく2台の車は発車した。
 

運転を担当するものとしては不案内だったためナビを入之波(しおのは)温泉にセット
しての出発である。先行する北村車も目的地はセットしてあったらしい。 

 が・・・ 途中で京奈和の延長の無料の高速(私のナビデータは古くこのルートの案内無し)
に乗り、感を働かせ少し道迷い感はあったが、どうにか、R169を捕まえ大迫貯水池に懸る入之波大橋を左に見て行くとやがてトイレのある駐車場に到着。 これからいよいよ山道に入る。 
ところが・・・。 
林道は昨年より更に酷く荒廃しており、倒木が道を塞いでいた。 参加の皆と相談の結果、
好天でもあるし勿体ないから山を変え、大台ケ原に行くことに決定した。 山好きの面々だ。

昨年は天候に災いされギブアップ。 今年もこれで断念せざるを得ない状況となってしまった。 
池木屋山は遠い。 「こんなことなら、下見に同行すれば良かった」との声も聞こえてきた。 

再びナビをセットし直し、ハンドルを握り大台ケ原を目指す。すこぶる好天である。 

ビジターセンターで休息、準備体操の後、日出ヶ岳に向かいハイキングの開始。 
あの池木屋山の直登ルートを思うとなんと楽な山行だろう。

正木ヶ原先の東屋で昼食を摂った後、初代天皇、神武天皇に挨拶し大蛇嵓へ向かう。 

なかに一人だけ腰をしっかりと落とし大蛇嵓を進む仲間が居たが、
覗き込むと切り立った絶壁は矢張り気持ちの良い場所ではない。

大台ケ原ではこの大蛇嵓がある意味核心部(地点)だろう。 大蛇嵓をピストンし、
再度コースルートに戻り、皆適当なおしゃべりを楽しみながらハイキングを続けた。 
そして、スタート/ゴール地の駐車場へ到着。
本来の目的である池木屋山ではなかったが、
「好天と山好きの仲間とのハイキング山行も又楽し」でした。

次回の池木屋山山行を企画する時はルートを変えて再挑戦し、
行けなかった仲間と一緒に登ろうと心に決めました。 来年こそ!!!

 

ヒヤリハット

なし。

 
 
   林道は崖崩れの為、通行不能              日出ヶ岳(1695m)一等三角点
 
 
         正木ヶ原
 
 
                大蛇嵓にて