北・山の辺の道ハイキング 
山行報告書                      石田 輝夫     

山 名

北・山の辺の道ハイキング

山行名

交流部主催ハイキング 

ルート

天理駅→石上神宮→白川ダム→弘仁寺→円照寺
                  →新薬師寺→奈良公園→近鉄奈良駅

山行日

2012年2月26日

天 候

曇り一時晴れ

参加者

リーダー:石田 輝夫         サブリーダー:隅谷 正行

男性:村上、坪田、白波瀬、園上、北村、山下、赤松、津田、弓仲、西上
   金本、梅澤、小川、片山、稲垣、守口、中廣、中田          女性:山田、徳田か、吉津、樺山、岸田、吉野、西上、河合、玉井,内匠、八木           合計:31名               

ルート概略図

コースタイム

地名

時:分

地名

時:分

天理駅

 

円照寺

12:50

9:00

13:00

石上神宮

9:35

新薬師寺

14:10

9:50

14:40

白川ダム

10:50

近鉄奈良駅

15:20

11:00

 

弘仁寺

11:20

 

 

11:50

 

山行報告

新田辺駅7時45分集合、時間前に集合完了。8時4分急行まで充分すぎる時間が。

天理駅で31名全員集合し、駅前広場でガイダンス。31名を概略3グループ

(熟年G、美女G、若年G)で、前後を交流部員がフォローし、寒さがぶり返した中で出発。

今日は天理教のお祭りとかで、アーケード街は本部まで凄い人でした。

朝の静かな石上神宮でご参拝して、天理市の北端の数々の天理教施設横の道を進む。

柿、ミカン栽培の、のどかな田舎らしい農道を歩いて行く。名阪国道を潜って、

大きな白川ダムに到着。のんびりフワカサギ釣りの人もおられ、のどかな風景です。

春の桜もよさそうです。一般道に出たので歩道を進む。反対歩道に、逆に奈良からの

同年代のハイカー20数名と遭遇、随分早い出発ではと思われましたが。

順調に弘仁寺到着。ちょっと日も差して来た中での昼食。12時前に出発。

一般道を、車に注意して、回りの色々の瓦の民家を眺めながら進む。程なく農道に入り、

円照寺に到着。非公開ですが、トイレは可。尼寺らしい落ち着いた雰囲気に浸って。

頑張って一時間強歩いて新薬師寺へ。団体拝観(50円引き550円)で素晴らしい

薬師如来.十二神将立像を拝観。さすがに国宝です。春日大社経由し奈良駅で解散。

20km[32,000歩]、30名超えてのハイクでしたが、皆様のご協力で、

何事もなく終了しました。高齢化が進む中で、のんびりと、会話の弾むハイキングも、

いいものだと感じましたが。春、秋の季節のいい時のハイキングも望んでいます。

ヒヤリハット

なし。

感想文 ・・・北・山の辺の道をたずねて
                                                  中田 繁男
山友会に入会して初めてハイキングに参加しました。昨日までの雨は晴れてハイキング日和で新田辺駅には沢山の集まっています。
今年度最後の交流会企画に期待が持てました。石田さんの元気な掛け声で電車の乗り込み天理駅に到着。
駅前で一般参加の
Sさんの紹介がありスタート開始、天理商店街は昨日の天理教の大祭の余韻が残る中アーケードを歩いて通過、
各商店には他では見られない物は大売り出しとして店頭を賑やかにしています。福助足袋が全面に「750円」で売られていました。
商店街を抜けると山並みが見え始め白く雪で覆われた山もあり麓にある最初の石上神宮に着いた。
山中で木々がうっそうと茂る神域らしく風格のある楼門に国宝の拝殿が歴史を感じさせます。
さらに神域を抜け山の辺道をすすんでいると天理教施設が何棟の山間に建ち並び麓からは御詠歌が切れまなく
聞こえて天理教の街であることを再認識した。

ハイキングらしく余りアップダウンが少ないコースでいつもの山行きとは違い気楽な東海自然歩道をたどり白川ダムに到着した。
ダムではヘラブナやワカサギ釣りが有料で出来るらしく釣客もチラホラ見られる。
トイレ休憩を挟んで進んでいくと山の辺道を行くグループとすれ違いよく見れば我々は指定コースを逆にすすんでいる為
地図の案内は常に反対の表示でした。
弘仁寺で拝観料「200円」払い昼食。境内は落ち着いた重層の本堂で手入れが行き届いた縁側で思い思いに弁当をいただいた。
その後は集落を通り抜け竹藪を抜け山道が続きます。途中には高台から町並みが一望できるスポットあり白豪寺前を通過して
大和路を散策して皆さんの希望が多い「新薬師寺」に到着した。なんといっても本堂の十二新将立像が素晴らしい眺めです。
塑像でインド神話に出てくる大将です。木の骨組に縄を巻きつけ粘土で形つくるもので干支の順番に円陣に配置されてます。
境内には発掘された無名の石碑・仏像が安置されていました。十分に堪能して奈良公園に入り鹿の出迎えを見ながら近鉄奈良駅に無事到着。
コースの下見済みで時間配分・トイレ休憩等の細やかな配慮があり交流部の皆さん御苦労さまでした。

 

     天理駅前でのガイダンス                  石上神宮(いそのかみじんぐう)
                                   飛鳥時代の豪族、物部氏の総氏神として、大神神社と同じ日本最古の神社。
          
                摂社 出雲建雄神社拝殿(国宝)               拝殿(国宝)
 
               山の辺の道
                史実に現れる我が国最古の道。            コースは「東海自然歩道」をとり入れている      
 
         31名の集合写真(弘仁寺本堂前)  
                                弘仁寺・本堂






弘仁寺での昼食
 円照寺
   「山村御殿」とも呼ばれ、法華寺、中宮寺とともに大和の門跡寺院。 門跡は華道の山村御流家元でもある。
   拝観は出来ない寺ですが、 門前から覗くだけでも尼寺らしい風情が漂っていました。
           (マウスを写真に持って来ると国宝が見れますよ。
             新薬師寺・本堂(奈良時代)国宝
               華厳宗。新は霊験あらたの意味で、新旧の意味ではないそうです 
               本堂内には円形の土壇が築かれ、薬師如来坐像・十二神将立像が安置。
           
              春日大社への道を、20kmのハイク最後の踏ん張り。