1日目
シルバーウイークにどれほどの渋滞があるか予想がつかぬまま早めに京田辺を6時に出発。
何ヶ所かで渋滞となりノロノロ運転が続いたが、安全運転優先、休憩を2回取り伊那IC12時
バスの時間に余裕が出来たと「道の駅」でさっそくお土産用にとりんごをゲット。臨時のバスに乗り
運転兼流暢なガイド付きで北沢峠14:40着。テント場は赤・黄・緑で所狭しと賑わっている。
2日目
早朝2時頃からテント場を発つ足音がした。我々は4時起床テント内で朝食を済ませ身支度を終え
ると出発の予定時間を過ぎていた。今日は快晴心躍る。あせらずゆっくり歩行、眺めよければ写真を
撮り個人山行ならではの山行を楽しみたいと思っていた。仙水峠、目の前には摩利支天の岩峰が大き
くそびえている。我も我もと登山者がシャッターを押している。左方向に樹林帯をここからが本番の
急登が続く。ようやく「駒津峰」到着360度大パノラマ。甲斐駒ガ岳の白い山肌を太陽が照らし澄
み切った青空に映え感動ものだ。細い山稜を行くとほどなく六方石といういう大きな岩が並ぶ鞍部に
赤マーカーで直進と左方向を指す矢印がある。岩好きな3人は迷わず直登コースに、岩と格闘しなが
ら全力で頑張る姿は頼もしく3人3様に岩稜歩きを楽しんだ。頂上!雲ひとつない青空 鳳凰三山の
上には富士山が浮かんでいる。思う存分頂上からの景色を楽しんだ後、白砂の斜面を下りトラバース
道の摩利支天から六方石の分岐に戻る。双児山からは視界がきかない林の中をひたすら北沢峠へと。
3日目
今日は帰りのバスの時間の事もあって休憩を短めにして予定コースを歩きたいと思ってスタート。
昨夜の情報通り曇りで太陽を期待出来そうにない。視界の利かない急斜面が4合目まで続く。藪沢小
屋への分岐大滝ノ頭は小広場になっていて格好の休憩場所だ。林をぬけ岩石の道を登ると小仙丈岳。
木々の葉は少し色づき始め楽しめた。頂上手前の岩稜を通り鞍部をひと登りしてようやく頂上に。
初めて大人数のパーティーと出会った。視界は悪い、エネルギーを補給し下山。仙丈小屋から見上げ
る仙丈カールが遠慮がちに鮮やかな紅葉を見せてくれた。いくつかの小さな沢を渡り大滝ノ頭に到着
残飯で昼食を摂り往路を下山。今日も臨時のバス(13:45)がありツァーの人達と同乗となる。
ヒヤリハット:なし