鐘の鳴る丘の展望台から歩いてきた生駒山を振り返る/

山行日
2009年10月4日(日)
天候
晴れ
コース
7:20新田辺駅7:40⇒生駒駅8:30⇒9:00宝山寺9:15⇒9:55生駒山頂10:00⇒10:45暗峠1045⇒12:00鐘の鳴る丘12:30⇒14:00信貴高安分岐14:00⇒14:35信貴山駐車場14:35⇒15:00バス停15:07⇒15:15信貴山下駅15:26
参加者
リーダー:濱北   サブリーダー:山下
男性:岡部・片山・倉光・佐坂・佐々木・坪田・中村・西川・広瀬・山口・遊佐・津田・後藤・上角・金本・稲垣・大槻・川崎・木幡・窪原・古野・米沢・若林 
女性:上杉・岸田・徳田・平松・山田・河野・玉井・吉野・川崎・津田・福薗・山根・樺山・米沢・
合計:39名


    山行報告  濱北 紀子
生駒駅から信貴山バス停まで  歩行距離約15km 所要時間6時間

 秋山登山トレーニングの生駒山縦走山行には一般、会員で39名の参加がありました。 交通手段が電車、バスということもあって全員そろって行動できるか心配しましたが、各班長さんの協力もあってスムーズに終了できた事を感謝します。
 今回のトレーニングは生駒山地の、主峰の生駒山から信貴山までの約15kmほどのハイキングコースを信貴生駒スカイラインに沿って、大阪平野の発達した都市と、奈良盆地の田園風景の両極端の景観を望みながら歩きました。近鉄生駒駅から宝山寺(生駒の聖天さんと言われ関西商人の多くの参拝者で賑わっています)まで石段を登り、さらに生駒山頂の園地から、古代から大阪と奈良を結ぶ最短距離の旧暗越奈良街道の石畳の残る暗峠や、鳴川峠(この峠越えは大阪は高安から、奈良は役行者が開基したといわれる千光寺を結ぶ街道)を過ぎ、今、若者に人気のある鐘の鳴る丘の展望台で昼食をとりました。この丘の階段の手すりには男女二人の永遠の契りを願って鍵をかけると幸せになるといわれ、以前は手すりいっぱいに大小さまざまの南京錠がかかっていたものでした。ここの場所で山友会のOG岡田さんが先着していて、久方ぶりに交流を温めました。十三塚、十三峠(大阪玉造から奈良竜田までの街道で平安の歌人在原業平が神立の娘に恋して通ったといわれる在平の高安通いの峠です)を過ぎ高安山を右に見て、スカイラインを横断、照葉樹林のなだらかな山道を歩き、信貴山の西麓の谷筋を下り、信貴山朝護孫子寺(寅にかかわりのある寺で勝利の祈願に訪れる人が多い。創建は聖徳太子で、物部氏討伐を祈願した寅の年、寅の日、寅の刻に寅に乗った毘沙門天王から勝利の秘法を授けられたという故事によるお寺です)の駐車場を経て山門をくぐり、バス停に着きました。すぐにバスがあり全員無事に信貴山下駅から新田辺に帰りました。ご参加の皆さん協力ありがとうございました。

ヒヤリハット  なし






出発の生駒駅

宝山寺の急な石段を登る

宝山寺入り口で休憩

参拝客でにぎわう宝山寺

登山道にはアケビが方々で見られた

生駒山山頂間近でアケビなど見ながら休憩

暗峠到着

鳴川峠を越えて 

鐘の鳴る丘展望台で昼食

昼食後朝護孫子寺を目指す

朝護孫子寺前に到着

寅にゆかりのある朝護孫子寺の門前を行く

門前町を通りバス停へ向かう

近鉄信貴山下駅到着