法主尾山頂上 /

山行日
2009年11月15日
天候
晴れ
コース
風屋ダム8:40⇒11:12法主尾山11:20⇒11:30頂上直下12:10⇒13:46風屋ダム
参加者
リーダー:吉川  サブリーダー:植西
男性:山口・小川
女性:岸田・染矢
合計:6名    

 

    山行報告  吉川 靖人
 R24とR168を快調に南下し、8時半に風屋ダムに着く。風屋ダムは築50年と思われない位規模が大きいダムである。山間部なのに余り寒くない。ダムの上部を通り対岸を少し歩くと、左に鉄梯子がある。ここが取付だ。10分位登ると切通しがあり、右上へ登る。尾根上には歩きやすい道が続いている。右手にちらちらダム湖を見ながら高度を稼いでいく。  前方にピークが見えるが、法主尾山はこの奥である。始めは緩かった登りもしだいにきつくなり2,3回急登を行く。登り始めて1時間位でブナ平に着く。自然の中の別天地みたいな場所だ。テント場にはもってこい。ガスがかかれば迷いそうな所だ。  
 さてここから最後の急登が待っていた。一歩一歩着実に歩を進めると待望の頂上が待っていた。しかし展望は皆無。山岳会のプレートが賑やかだ。景色の良いところまで降りて昼食とする。  

 周りの山々も色づいているので癒される。30分で切り上げて下山にかかる。もと来た道を戻るのであるが、ルートを外れがちだ。しかしマーキングが多いので助かる。こんな急登も登ったのかと思う所もありどんどん下る。途中展望の開けた所があり、しばらく眺める。ダム湖の対岸の高時山は円錐でいい形をしている。

 遥か左奥には高い山が望まれる。伯母子岳であろうか?2時前にはダムに降りてきた。あらためてダムから周辺の山々を見ると綺麗に色づいている。この山を選択したのは、マイナーで静かな山行(今日は山友会貸し切り)と尾根通しで展望が望まれる(あまり展望がなし)のがポイントであった。なかなか訪れる機会のない山だが、人が余り入ってなく自然がたっぷり詰まった山であった。

 帰路は「夢乃湯」で汗を流し京田辺へ向かった。奈良で渋滞があったものの7時には帰れた。皆さんお疲れ様でした。

ヒヤリハット        なし




 ここが取り付き

 ダム湖を俯瞰

 ブナ平.

猿谷ダム

 対岸の高時山

風屋ダム
 「写真提供は吉川さん」

       法主尾山    小川 弘二
 朝5時 目覚まし時計に叩き起され、慌しく朝飯をかきこみ6時前 集合場所に到着。 参加者6名ということで植西SLのワンボックスカーに乗込み6:00出発。 入会ほやほやの私にとってメンバーの方々の経歴は勿論お名前も判らない状況で出発したが車中の賑やかな山の話や隣に座った染矢さんの話から判断すると超ベテラン揃いの中に入会ほやほやのど素人が紛れ込んだことに気が付いたが後の祭り・・・。

 日曜日で早朝ということと植西長老の威勢の良い運転のお陰で登山口である十津川村の風屋ダムに予定より30分早い8:30に到着。天候に恵まれダム周辺の渓谷の紅葉も一段と鮮やかに映える中、法主尾山に向かって登頂を開始。道なき道を先達の付けてくれた印を頼りに急な斜面の直登を繰返し2時間程掛け美しいブナ平に到着。

  ここから右側が鋭く抉られた尾根沿いを右手に釈迦ガ岳や眼下のダムを見下ろしながら山頂(1024m)へと続いていくのだが最後が更に険しい急な登りとなっており、「難易度★」しか経験のない私にとっては脚が上らず、最後は這いずりながらやっと頂上にたどり着いたという有様でした。

 さすがに他のベテランの方々は平気な顔でスイスイと登っておられ、力の差を見せ付けられる思いでした。頂上は残念ながら見通しが聞かず、途中の見晴らしの良いブナ平の手前まで戻り昼食を取り、午後2時前に無事下山。

 法主尾山は、古くは「坊主尾山」と呼ばれ、僧侶が道に迷ったのが山名の由来とか言われているそうですが、ちなみに今回は他の登山者はいなく我々だけでした。その後、途中の大塔温泉「夢の湯」で疲れを癒し、帰宅の途に付きました。

 吉川CL並びにメンバーの方々には色々ご面倒をお掛けしましたが、今後より一層研鑽を積み 面倒掛けずに付いて行けるようになりたいと考えておりますので、これに懲りずご指導の程宜しく御願い申しあげます。