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山行報告 | 佐々木英雄 | |
山行報告 恒例の愛宕山初登りは、リーダーの濱北さんが、体調不良とのことで、急遽、佐々木、宮野が担当することになった。 愛宕山はもう何度も登っているので、清滝からは、それぞれの自己ペースで登り、社務所で集合することにした。
七合目付近から雪が積もっており、気温も2度くらいだった。 全員無難に愛宕参りをし、ツツジ尾根からJR保津峡に下山した。愛宕山への道は古代から信仰の山だけあって多くのルートがあるようだ。表参詣道が代表的で、嵯峨鳥居本が起点、清滝から堂承川沿いの林道から4ケ所の道(大杉谷、空也の滝、月輪寺、首無地蔵を経て竜ケ岳から)、裏愛宕参詣道として、2ケ所(樒原からと越畑から芦見峠、地蔵山を経て参詣する道)水尾からの道、躑躅尾根道、ケーブル起動跡道等、神仏習合時代には、どの参詣道も賑っていたのだろう。 愛宕社別当寺白雲寺は朝日峰(山城30山688m、愛宕山系東北部の1峰か?)に役小角と雲遍上人が神廟を建てたのが始まりと言われ、以来、修験堂の霊場として発展、愛宕聖、清滝聖など宗教的信仰として全国へ愛宕信仰が流布されたらしい。明治の初め廃仏毀釈によって、白雲寺から愛宕神社に多くの信仰は引き継がれて行った。主祭神は火の神(カグツチノミコト) である。 ヒヤリハット なし |
「写真提供は山下さん」 |