/合戦尾根で燕岳をバックにして/ |
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山行報告 | 中島 貞夫 | |
/計画当初は6人で年末29日出発の予定をしていたが天候が悪く年が明けて低気圧も北へ去り安定してくるようなので1日昼3人で出発した。 2日7時スタート、登山口を過ぎるとすぐに厳しい登りになり第二ベンチまで休憩をするところもない、前日までの登山者が多かったのでトレースはついているが一歩反れるとひざ位まで落ちてしまう。樹林帯も終わりに近づいたかなと思われるところで雪にうもれた合戦小屋に到着する。夏にはスイカを食べる登山者でにぎわうが今は屋根が少し見えるまで埋まり静かだ ここからまた厳しい登りになる樹木もほとんどなくなり雪山がひろがる。東には八ヶ岳や浅間山が見えるし、南には富士山や南アルプスが望め西には槍岳の黒くどっしりした威容が雲間から見ることができた。 山荘の周りをぐるっと回ってやっと入り口の前に到着、西洋だこを揚げて興じている人がいる、強い風でたこは頭の上でくるくると回っていた。 大晦日には200人を超す登山客だったとか、今夜は約30人でコタツに入ってゆっくりとくつろげ6人用の棚に寝かせてもらった。 3日、天気予報では午後から良くなるらしいが朝はガスが蔽い視界も悪く1時間様子をみたが良くならないので山頂には行かず下山することにした。
下るにしたがって天気も良くなって陽もさしてきたが上のほうは分からない、約20人とすれ違った。中房温泉について軽い昼食をとり長い林道歩きを終えて今回の山行も無事おわった。 |
「写真提供は中島さん」 |