孫三瓶(907m)・子三瓶(961m)・男三瓶(1126m) (左から)

山行日
2008年4月18日(金)〜20日(日)
天候
雨・曇・晴
山 名
三瓶山・石見銀山街道ウォーク
参加者
リーダー:徳田(康)  サブリーダー:植西
男性:倉光・山口・西上・秋月・丸谷・岡部・三宅・藤原(一般)
女性:倉光・濱北・西上・秋月・長野・上杉・吉津・加藤・徳田(カ)・
    /岸田・山口(一般)
合計 :21名    

 

    山行報告  徳田 康二

/◆4月18日(金)   雨
 京田辺5:30出発→第二京阪八幡東IC→名神→中国→米子→安木→山陰松江自動車道 三刀屋木次IC→R54号→県道40号→30号→三瓶周旋道路 北ノ原三瓶自然館前11:15→さんべ荘14:45
 
 雨の中出発、西の方に向かうので天気は回復に向かうだろうと皆都合の良いように解釈する。途中空が明るくなり青空も見え出した。このまま天気は良くなるものと誰もが思い喜びの声が上がる。それも束の間、松江あたりから又雨が降り出し、やがて風を伴い大降りになってきた。最初、西ノ原から登る予定だったが、ここは建物が何もなく、雨具もつけられないので、北ノ原の三瓶自然館まで行く。雨風は益々強くなり気温もかなり下がっていて寒い。山に登らずにバスで待っていると言い出す人も出てくる。どうしょうかと迷っている時、Yさんから三日目はただ帰るだけなので旅館を早く出れば山に登って十分帰れるではと提案が出る。ここまでどれくらいで来られるか問い合せると、1時間余りとの事で全員賛成。まだ昼前だったのでバスの中で昼食。その後自然館に行き職員の方に三瓶山、石見銀山について館内を案内してもらい詳しく説明を聞き14:45さんべ荘に向かう。

◆4月19日(土)  曇
 さんべ荘7:45出発→石見銀山8:30……竜源寺間歩(マブ)10:20……10:50降路坂 11:45(昼食)12:05……温泉津15:50  

 
バス降車予約8:30ちょうどに大森地区バス乗降場に着く。大森資料館の入館は9:00。見学を予定していたが、まだ入れないのと昨日三瓶自然館で詳しく説明してもらったので入館をやめ出発。町並みを散策後、山吹城跡(414m)に登る予定だったが、ガスで何も見えないので中止。竜源寺間歩(マブ)に向かう。入口でガイドの方に説明を受け間歩(マブ)を見学。よくぞこの狭き坑道で採掘の仕事をしたものだ。間歩を出て銀山街道(今は中国自然歩道12km)を行く。すぐ降路坂(414m)の登りに入る。頂上からはガスっていて何も見えない。昼食にする。下はかなりきつい。この急坂を物資を運搬するのは大変だっただろう。14:50に温泉津に着くもまだ旅館に入れないので車で銀の積出港沖泊まで送ってもらい時間を過ごす。

◆4月20日(日)  晴 温泉津7:00→三瓶自然館8:15……8:35出発……9:55男三瓶10:05……10:55女三瓶(昼食) 11:20……12:10子三瓶12:15……さんべ荘13:00  
  7:35に自然館を出発。新緑にちょっと早いが芽吹き始めた淡い緑が目にやさしい。急登を登りきり男三瓶に着く。風が冷たい。写真を撮りすぐ出発。ガレた急坂を一気に下る。室の内池の望めがすばらしい。登り返して女三瓶に着き早いが昼食にする。東の原を見下ろしながら急坂を登りき ると孫三瓶に着く。一気に妹松に下りさんべ荘に行く。駐車場にある足湯につかり疲れた足を癒す。13:30出発して20:00に京田辺に無事帰着。

ヒヤリハット     無 し




/石見銀山領の中心地、大森の代官所跡
 

武家屋敷と町屋の混在する大森町の町並み 

石見銀山龍源寺間歩まで町並みを見学しながら歩く
 

龍源寺間歩(まぶ)入り口でガイドの説明を聞く

間歩(=鉱山の坑道)入り口
 

ノミの跡も残る狭い坑道内

温泉津港のすぐ側の温泉津温泉街
 

鯛の尾頭付きの塩焼きもお膳に並んだ夕食

Mさんの安来節どじょうすくい踊りの熱演にわく
 


楽しく過ごした宿にお別れして


男三瓶山頂直下の急坂を登る
 

思ってたより広い草原の男三瓶山頂


山頂で今回の豪華オールキャスト勢揃い


女三瓶を目指す
 

溶岩で出来た急峻な岩稜を下る

女三瓶から見る孫三瓶と子三瓶
 

孫三瓶から見る子三瓶

山麓では満開の山桜が方々で見られた
 

下山してバス待ちの間足湯で疲れを癒す
     


 
    三瓶山登山・銀山ウォーク感想文     三宅 武 
  4月18日京田辺を出発、今日は主目的である三瓶山に登るぞと、勇んでマイクロバスで急ぐ、大山隠岐国立公園三瓶山山域の北側に位置する北の原に無事予定通り到着、あいにくの大雨の状態だ、私は思う、聖なる我が山友会を迎えるにあたり、まず美しく清掃した山に入っていただこうと、山の神様は天の神様にお願いして水洗いの大掃除しているものと理解し神々の行いに感謝して同時に先輩の判断で予定変更2日目と3日目の行程を前倒しして18日と19日は三瓶山自然館見学、石見銀山散策となりました。

 銀山街道の大森から入る、ここは徳川幕府竹村丹後守が設けた陣屋が始まりで武家屋敷や商家が建ち並び、江戸時代の風情を残している。 私は特に街道中県指定史跡の石見銀山代官所地役人遺宅三宅家に関心をもちました、思い起こせば私が18歳の時年忌で京都市左京区の本家に行ったとき、お前も大人になったので家宝の巻物を見ておくようにと座敷に巻物を拡げて見せてくださった、それは三宅家家系図で、それによるといちばん最初は第七代天皇孝霊天皇の第三皇子彦狭島命 ヒコサシマノミコトが初代三宅姓を発し第21代三宅直人宗親が京都御所代官を経ている家系であることを教えていただいた、現在の社会では必要ないがそういう家系であることを念頭において、つねに正しい生活をするように肝に命ぜられましたことをよみがえりました。

 19日の夜はとてもおいしい新鮮な海の幸をいただき、魚達の命を私達に下さった事に感謝しおかげさまで元気にいられることに喜びを感じます、温泉、雑談楽しかった。

 20日は朝から、からりと晴れてうれしい登山となる、県立三瓶自然館横から男三瓶山へ、まずは姫逃池へ中国自然歩道の樹林帯をゆるやかに登りつづける、登山道の感じは ブナ林が多いので北八ケ岳の蓼科山のルートににている、やがて岩まじりの登山道を皆んな元気に頂上をめざすふいに標高1126米の男三瓶山に着く、予想だにしない広い広い大草原だ、今日の天気は最高遠くの山脈見て登山趣味に自己満足みなさんのおかげて登れた感謝感謝。

 アンテナの建ち並ぶ女三瓶山をめざす標高957米、ここで昼食、眺めると中央の噴火口をとりまいて山々が立ち並んでいる、そのなかにひときわ青く輝く室の内池大自然てすごい、孫三瓶標高907米につく、ここからは急坂注意して下山、やがてゆるやかとなりバスの待つ広場に出た、にわかに男子禁制のバス、男どもはしかたなく足湯いつのまにか混浴となった。

追記:コース中の山菜、特に筍は野菜とおなじ、手間暇かけて持ち主あることを 知っておいていただきたい。田舎育ちのわたくしは父と下肥を竹やぶに運んだ経験あります、ぜひとらないようにお願い申しあげます。

本例会、企画から無事終了までCL,SLそして皆さんに感謝いたします。