野伏ヶ岳をバックに
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山行報告 | 中島 貞夫 | |
/登山道のない山で積雪期でないと登れない山が白山周辺にはいくつかあるが、今回は白山の南にある野伏ヶ岳を登った。前日に登山口近くまで行って朝早く出る計画で22日に京田辺を出発して白鳥の道の駅で仮眠、薄雲はあったが月も星も見えていたので天気は大丈夫のようで、朝には時折日差しもある中を雪の林道をスタートした。 数人の登山者がそれぞれ山スキーやスノーシュー、わかん等で登っている、われわれは途中からアイゼンを付けた。林道を過ぎると牧場跡の広い雪原に出、其の後ろに野伏ヶ岳が正面に現れる。数点のテントが見られる、ここを基地にして登ると一つ先の山まで縦走できる良いテン場であると思った。 湿原と思われるあたりを過ぎるとダイレクト尾根の取り付きで急な傾斜面になりここからが山登りである。雪は踏み跡を歩けば足を取られることもなく登れる。急な傾斜は山頂まで続き、途中には割れ目もあり今にもなだれそうなところがあり慎重に進む。 あああああああああ山頂は樹木もなく広い雪原になっており360度の展望を満喫した。北に大きく鎮座する白山、そこから連なる別山からの尾根上の山、左に赤兎山、後ろには荒島岳、東方向には北アルプスの穂高、槍連峰、乗鞍、御岳が白く輝いているのを強い風の中で飽きずに眺め小休止して下山した。少し降りると風もなく快調に進み途中で昼食を食べ2時すぎには下山した。 ヒヤリハット |