ブナノキ峠(939.1m)にて     


山行日
2008年11月18日
天候
曇り時々晴れ
コース
芦生山の家9:30⇒10:10内杉線分岐10:15⇒12:00ケヤキ峠12:40⇒13:10ブナノキ峠13:25⇒13:50ケヤキ峠14:00⇒15:30芦生山の家
参加者

リーダー:村上  サブリーダー:守口
男性:秋月・岡部・片山・徳田誠・畑・宮野・山口・山下・弓仲 
        (一般参加)大槻・後藤・堀・米田
女性:秋月・新居・上田・加藤・西上・平松・守口・山田・吉津
        (一般参加)進藤
合計:25名    

 

    山行報告  村上 格也

 紅葉のシーズン、私にとっては始めての芦生である。先輩の助言もあり2008年の山行計画に申し込みをした。当初は11月23日の日曜日としていたが京都市内の交通混雑を考慮して平日に計画変更をした。市民秋山登山に参加された方に「かんなび」11月号を配布されたこと、手軽な日帰り山行と言うもあり、一般参加者の申込みも含め25名の多数の方による山行となった。

 芦生は 京大研究林内に位置し事前に申込みの必要もあり、初めての事でもあり計画実施までの事前手続 きに手間取った。参加申込みが予想外の人数になり、山口さんにお願いをして平安バスをチャー ターし京田辺を午前6時半に出発した。途中、大住ヶ丘、松井ヶ丘を経由して美山の芦生に午前9時過ぎに到着、人数の関係で山口さん、秋月さんに班長をお願いしA班、B班の2班編成とした。

 恒例の秋月教育部長の指導の下、準備体操をして私とサブリーダーの守口さんが2班について山行開始となった。さすがに紅葉の晩秋、朱色に染まった山々を鑑賞しながらの山行はこの季節ならではのものである。ケヤキ峠あたりで昼食をとり、ブナノキ峠(939M)まで目印をたよりに30分で到達、記念写真を撮って同じルートで下山した。会計をお願いした女性2名(吉津さん、加藤さん)並びに参加者全員の協力に感謝いたします。

ヒヤリハット      なし





紅葉真っ盛りの山を見ながら林道を行く

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 黄金色に輝く森

体まで紅く染まりそう
 

ケヤキ峠付近より 

 落ち葉の絨毯の上で昼食
 

 赤や黄色の〜♪〜色さまざまに♪♪
 
                   芦生ブナノキ峠 一口感想                  

<宮野 叔介> 
 北山の奥座敷、芦生の森(京大演習林)の入山口に届出を置き、左にナメコの生産地らしく生産組合が在り、鎖をした登山口の林道を通る。由良川源流の内杉谷川沿いに歩く。赤銅色になったメタセコイア並木の側を通り、大木の植林の年輪を思わせる。左川向こうの山並みの紅葉はブナノ木の黄色を交えたアラベスクである。ブナ、ミズナラ、ホオの木、トチ、楓等の紅葉期で、枯葉を敷いた様な道の散策である。

 3時間の道程で下谷のケヤキ坂を歩き、峠(780m)らしき三叉路で真っ直ぐの林道を行った所で、現在地も確認のため、昼食する。 岡部さんのGPSと、秋月さんのコンパスで地図と照合し、リーダーのもどる判断で、ケヤキ峠から左側の道が本コースであったのが分かった。北山では道表示が無かったり、標識が古くて倒れたりして不明確な所が多い。道を間違ったり、迷ったりした時、現在地を知るのに教育部で実習のGPS機が要すると思った。

 次の三叉路で右手の山道を登りはじめる。小さなブナノキ峠へ450m40分の標識も倒れていたが、頂上では山並みの中と曇りで展望は無いが、紅葉のブナノ木と根の蔓延った緑の天然杉の原生林と、重なる落ち葉の山道は快適であった。下ってきたケヤキ峠に、案内バスが上谷の方から2台着いて客が降りていた。

 以前に自然文化村の河鹿荘から、山の会で上谷の方の森を見学した事を想い出した。再度新緑の頃来てみたいとも思った。
芦生の「森」――自然「林」――「木」の分布について
高度 900m――芦生スギ、ブナ、ミズナラ、     (※詳しい事は別資料で)
    600m――トチノ木、カツラ、サワグルミ、ミズキ、ウラジロガシ、タカのツメ等
追加参加させていただいてありがとうございました。換わりに感想文となった次第。


一般参加:<米田四郎>
  芦生・ブナノキ峠のハイキングは「紅葉の北山散策」の期待にたがわず、好天のもと晩秋のすばらしい一日を過ごすことができました。マイクロバスでの往復という便宜もはかっていただいたため時間も有効に活用できましたし、途中の車窓からは珍しい萱葺き屋根の家々も見ることができて、大満足でした。小生のような一般参加者にとっては、今回くらいの難度の山行が限度だ と思いますが、また機会があれば参加させていただきたいと思っていますので、どうぞよろしく お願いいたします。ありがとうございました。