仙人岳山頂(寺澤さん撮影) 


山行日
2008年10月4日(土)〜5日(日)
天候
快晴
コース
10/4:京田辺6:40⇒13:00小諸⇒14:00池の平⇒16:40チドリーホテル:10/5:車坂峠5:50⇒8:20黒斑山⇒10:00Jバンド⇒11:20湯の平口⇒13:20浅間山荘⇒21:00京田辺
参加者

リーダー:金本  サブリーダー:守口・姫嶋  会計:染矢
男性:一般 16名 会員 19名
女性:一般 6名 会員 9名
合計:50名    

 

    山行報告  金本 好彰

4日(土)   
 台風か、雨か心配しながら当日を迎える。天気は5日の午前中までは持ちそう。 6時30分の集合をかけていたが、それまでに続々と集まった。30分にはほぼ全員が集合。名札(名札の下のほうにホテルの部屋番号を書いておいた。)と説明資料を渡した。京阪バスの井福さんにバス料金を渡す。バスの中で、行程・注意・トレーニングの状況など説明する。倉光会長の挨拶。補助席に座る人がいつも気になる。今回は1人であるので幹事で交代することにした。

 高速道路のSAに着くと天気がいいので、気持ちがいい。小諸まで3回トイレ休憩をとる。高峰高原の車坂峠から池の平の駐車場までは、未舗装の片方は崖道の湯の丸高原林道を行く。非常に狭い。運転手が慎重に行くが、対向車もあり、ドキッとしてスリル満点である。池の平駐車場で各班長さんが、班別にメンバーを紹介した。池の平高層湿原を大回りで2時間散策した。天気がよいので見晴らしがよい。

 スリル満点の来た道をバスで引き返し、4時40分にホテル到着。ホテルは、2・3階貸切でゆったりとしている。風呂上りに食堂で15〜6人囲んでビールで歓談。

 6時に食事である。山行の宿泊としては、できすぎた料理に山口さんの発声によりビールで乾杯し懇談となる。夕食は酒が入るとたわいも無い話で長くなる、食事後は、ほとんど全員の参加を得て、隣の高峰の間でミーティングを始める。守口さんが酒と焼酎を用意する。今回は、一般市民の参加が多いので自己紹介となる。従前の会員で、われわれにいろんな山に連れてくれた、山の手ほどきを教えてくれた中山さんが挨拶する。

 山の経験の豊富な人もいる。一般会員の自己紹介は、いろいろな経験談が出て面白い。何人かは山友会の入会を希望していた。姫嶋さんが一般市民の方に秋山登山の周知について質問していた。あまり飲みすぎると明日の登山に差し障るので早々に切り上げる。最後は青い山脈を歌って盛り上がったミーティングを終了した。

5日(日)
 今朝は朝から大騒ぎ、本館が断水でトイレの水が出ない。新館の部屋を空けてもらってなんとか収まった。 5時半より秋月さんの指導で柔軟体操。なぜか弁当が1人分余っていた。バスで車坂峠まで行く。50分出発。きつい登り下りがある。1時間ほどで広場に到着し朝食となる。(おにぎり2つに、おかず少々)下界のホテルが見える。

 少し登ったところに緊急避難用のシェルターがある。そこは、トーミの頭への上り口で、正面に浅間山がどーんと威容を見せる。迫力がある。浅間山の裾野は唐松が紅葉し、なんともいえない景色である。ここからずうっと右に浅間山を見ながら登ってゆくことになる。

 外輪山の狭い崖道を登るとトーミの頭に着く。右側は崖の狭いところで班別に記念写真を撮っている。少し登ったところが今回の最高峰の黒斑山であるが頂上は狭い。浅間山を背景に個々に記念写真を撮って早々に行く。

 蛇骨岳で全員の集合写真を撮る。逆行のため浅間山をバックにできない。カメラマンの寺沢さんが苦労している。仙人岳から鋸岳へ外輪山の狭い尾根道を行く。鋸岳の手前のJバンドからの下りが危険なため、間隔をあけて、慎重にゆっくり行くように注意する。下見のときは、ここで大きなカモシカに出会ったところだ。50人となれば長い列ができて、最後尾が降りるときには、先頭は三つ石あたりで休憩していた。

  左側に浅間山が右側は外輪山の崖がそびえている真ん中の裾野を歩いている。幼い唐松が黄色く染まっている。前掛山登山口では、登山禁止のためロープで閉めて表示されていた。少し下った火山舘でホテルの弁当の昼食をとる。現在の浅間山の火山活動(レベル2)が示されていた。

 ここから一路浅間山荘への下りである。途中の川では、黄色く染まって硫黄の臭いが鼻をつく。この下りで4班の坪田さんがスリップして顔に擦り傷を負ったため、松本さんが応急手当をしてくれた。1時20分浅間山荘に到着する。 すでにバスが迎えに来てくれていた。帰りの時間を考えると温泉に入る時間がない。各人で簡単なストレッチをしてバスに乗り込む。

 途中のコンビニでビール・りんごを買込み高速に乗る。バスの中で、会計報告があり、1人2,500円の返金あり。談風会・交流会の企画・丹沢山・蒜山・山行部のアンケートなど紹介があった。最後に倉光さんの労をねぎらう挨拶があった。

 京田辺に着いたときは大雨のため、松井ケ丘・大住が丘など途中で降りたい人が居たが、今回は50人の大所帯で、京田辺市の方々から来ているので我慢してもらった。最後にずぶぬれになって申し訳ありませんでした。

 今回は、一般市民の参加が多かったので、正副班長さんの気苦労が多かったと思います。 ご協力ありがとうございました。 

 反省点・・・休憩は全体で行動していたが、班別にすべきである。それにはルートを間違 ったらいけないので、下見した人が中間班(3班)の先頭に居ることが必要。行動中の朝 食や昼食は、1・2班と3・4班は別々に時間を取るべきであった。 補助席の対応。



市民秋山 浅間山(黒斑山)アルバム
     
     
     
     
     
     
     

蛇骨岳山頂にて(写真をクリックすると拡大します 2段階)
     
     
     
     
     
     
 

                        一口感想集      
一般参加者
<津田憲由>
 いままで1000mクラスしか経験がありませんでした。今回2400mは初めてで、賽の河原の荒涼とした風景に感動しました。昨年還暦を迎え、京都北山、愛宕、六甲、比叡、比良、金剛山など登りましたが、今回の登山は素敵な経験になりました。これも周到な準備登山計画、及びスタッフの力の賜物と感謝しております。誠にありがとう御座いました。

<山口 譲>
 リーダー金本様をはじめとして京都田辺山友会のスタッフの皆様有難うございました。浅間山は初めての山行でしたが、天気にもめぐまれて景観もよく楽しい山行が出来てよかったです。又、秋山登山に参加させていただきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

<坪田 宏>
 10/4と5に行われた浅間山登山に初めて参加する事にした。本格的な登山は初体験で、行く前から楽しみと心配が入り混じった複雑な気持ちであった。10/4池の平で2時間の足ならしは素晴らしい景色を楽しんだ。天気予報では5日の午前はくもり、午後は雨の予報であった。バスで登山口まで行く。6時前に出発する時は晴れの元気で、下山するまで雨は降らない様に願い、いよいよ出発。ゆっくりしたペースで歩き、まわりの景色を楽しみながら一歩一歩登る。遠くに富士山の姿を眺められたのはラッキーである。いくつかの登り降りを繰り返し、浅間山の美しい姿を見て、デジカメでお気に入りの景色を収めた。果たしてうまくとれているかは帰ってからのお楽しみである。
今回の最難所であるJバンドをゆったりと一足一足確かめて降り、下から見上げあんな所から安全に下山でき一安心でした。自分にとって最大の反省とくやしさは、もう少しで浅間山荘に到着する下山道で転倒した事であり、体力不足を痛感した。皆様の素早い処置に大変感謝しています。この場を借りてお礼申し上げます。最後に山友会の皆様方にはお世話になりありがとうございました。

<福居京子>
 今日はありがとうございました。初めて団体行動に参加させていただいて、とまどいもしましたが準備体操もきっちり教えていただいて参考になりました。天気にも恵まれ色々な話も聞かせてもらったり楽しい登山&旅行でした。役員の皆様お世話になりました。

<中山勝久>
 会を退会して久しぶりに秋山登山に参加をしました。懐かしい顔がいっぱいでした。浅間山は残念ですが登山禁止で登れなかったですが、楽しい登山が出来ました。50名のパーティーをお世話して頂いた会員の皆さんありがとうございました。

<木畑研二>
 私は一昨年の由布岳に初参加して以来2回目です。前回がとても楽しかったものですから、今回も楽しみにして申し込みました。参加された皆様に恵まれ、天気に恵まれ、素晴らしいコース設定の浅間山登山を満喫いたしました。お世話いただいた田辺山友会の皆様の至れり尽くせりの態度に感謝いたします。下山中、お一人が軽傷を負われたことは残念ですが、ほぼ無事に帰れることが出来嬉しく思います。なお、ずっと最後尾を歩いた4班の方々は休憩時間が短くなり、気の毒に思いました随時出発の順序を変更すれば、最後尾の不備は均等化されたのではないかと感じました。

<石橋>
  ききしにまさる浅間山のすごさを、外輪山からではあったが満喫できました。できれば前かけ山まで行きたかったのですが、天候にも恵まれ、山友会の皆様のご指導もいただき、満足のいく山登りになりました。また、来年も行きたいので宜しくお願いします。

<石田輝夫>
  二日間大変お世話になりました。いい思い出となりました。トレーニング2回を含めて体力のなさを痛感しましたが、徐々に昔を思い出して頑張っていこうと。63才ですが山友会会員になる予定です。

<堀>
  初参加の堀です。今回、いろいろお世話になり本当に有りがとうございました。山友会の入会に関して迷っています。体力に自信が無く、迷惑をおかけしてはと心配です。今回は大変楽しく充分満足しました。

<古野 敏>
  初めて秋山登山に参加しました。心配していた天気は雨にあうこともなく富士山、北アルプスの遠望が楽しめてラッキーでした。昨夏、走ろう会のメンバー6人で血阿山に登り、群馬県の嬬恋村のキャベツ畑の向うに浅間山を望みました。今回はその逆となり感慨深いものがありました。二日間お世話になった山友会の皆さんありがとうございました。

<大槻正彦>
  春・秋山を通じ初めて参加し、事前によく検討され、充分な準備と役員の方のきめ細かな分担で、安全登山ができ感謝しております。天候次第とは言え360度の展望ができありがとうございました。宿、バス会社、山行コース、時間等申し分ありませんでした。ありがとうございました。

<上田秀子>
  京田辺に越して来て10年余、初めて秋山登山に参加しました。お天気に恵まれて大変楽しい山行になりました。山友会の方々のフォローが万全で紅葉もきれいで、もうないだろうと思っていた花もぽつぽつとありとっても嬉しかったです。

<山中隆広>
  今までに何回か参加させてもらっていますが、天気と相性が悪く、今回ほどすがすがしく好天の天気に恵まれたことは、かつてありませんでした。しかも、旅館が良かった。料理も豪華で部屋も広く使えて、しかも風呂も付いていて旅行気分で、宴会も楽しかったです。すっかり山登りを忘れるところでした。山は所々で紅葉も始まっており、ずっしりとした浅間山を拝むことができ満足しています。ただ欲を言えば前掛山まで登りつめたかったです。いずれチャンスが巡ってくるまで楽しみに待つことにします。毎回のことながら多くの人に気を使ってもらい感謝しています。ぜひ来年の秋山登山も楽しみにしています。有難うございました。

<福居泰之>
  心配した雨も下山まで降らず、紅葉もきれいで楽しい登山ができました。多人数での登山は初めてで、まして50名での登山は良い経験となりました。登山の運営をしていただいた山友会の方々に感謝。

<松本和か代>
  紅葉と新緑を同時に味わった様な山でした。他にも岩や滝や、火山の噴煙もあり見どころいっぱいのデラックスな山旅でした。

<大林>
  お天気にも恵まれ、紅葉もとっても美しくて、本当に連れて来て頂いて有難うございました。

<巽 恵子>
  眺望良し、天候良し、紅葉も美しく最高の2日間でした。山友会それにご一緒させていただいた皆様お世話になりありがとうございました。

<川ア正美>
  4回目の秋山登山です。心配されていた天気も良好で展望も最高でした。コースもJバンドがスリル満点でみんな無事に下山出来ました。毎年楽しみにしております。ありがとうございました。

会員参加者
<片山弘志>  
  市民秋山登山の候補地に浅間山が挙がった時から、ぜひ行ってみたいと思っていた。高峯高原の主峰浅間山は火山活動により現在登山禁止であり、外輪山の黒斑山(2404m)登頂をもって百名山と記している案内書もある。荒々しい外輪山の縦走路と対照的にひときわ高くそびえる主峰の浅間山の均整のとれたコニーデの山容は美しかった。Jバンドからの下りは急傾斜でスリルがあった。広々とした賽の河原はカラ松とシラビソの黄葉がはじまり、秋本番近しの感があった。50名の大世帯の登山隊をまとめて下さった4名の担当の皆さんご苦労様でした。

<北村正博>
  金本さん始め、お世話戴いた皆様に感謝申し上げます。天候にも恵まれ雄大な大自然を満喫させて戴きました。ホテルも食事も料金も大満足です。残念だったのは、前掛山に登れなかったこと。ほんとは日本百名山のピークを踏みたかったですが、立入禁止では仕方がないです。また登れるようになる時まで楽しみに取っておきます。

<秋月康敏>
  鬼押し出し・白糸の滝へ行ったのは何年前だったかな・・・と思い出しながら浅間山・車坂峠を歩き出した。最初は平坦な道のり、どちらかと言えば少し下り坂だ。少し色がつき始めたかな・・・と思いつつも、やはりまだ黄葉には少し早いのか。朝の空気はひんやりして気持ちがいい。出発して1時間40分:7時30分に避難小屋に着くと、そこからトーミーの頭が見えた。歩いているとどんどん景色が変わってゆく。黒班山を越えて蛇骨岳・仙人岳・鋸岳と順調に歩く。景色は黄葉真最中、50人の大隊が列をなして歩いてる姿を浅間山も歓迎してくれていたのだろう、雨はなかった。Jバンドをゆっくり下る、本日のハイライトだ。一般の方々のアシストがうまくできてるかな・・・と考えながら「そうそう鬼押し出し・白糸の滝はもう10年も前になるんだ・・・姪の結婚式が軽井沢であったので来たのだ・・・」と思い出した。すばらしい仲間と天候と黄葉と景色と・・・、皆さん良かったね!次の山はどこになるかな・・・

<西川榮冶>
  浅間山登山を前に予期せぬ心配事が発生した。9/28(日)『秋の集い』の下見山行の為6:00に起床。毎朝欠かさぬ柔軟体操をやり始めるや『ぎっくり腰』に。10年程前にやって以来2度目である。痛みは前回程ではないが足元の物が拾えない。守口リーダーに参加不可と連絡。シップ貼りの1週間を過すはめとなった。第1日目の情況次第では最悪登山はやめてバス中からの風景見物でOKと世話役の守口さんに了承を得て不安を抱えての参加となった。第1日目一般参加の木畑さんの『山行はぎっくり腰を治しますよ!!』との言葉に勇気を得て不安がらずに歩く事にした。そして2日間を歩き切る事が出来た。守口さん、3班の皆様、励ましとご心配の言葉をいただき本当に有難うございました。お世話いただいた幹事役の皆様のご苦労に心からお礼を申し上げます。

<弓仲達夫>
  浅間山といえば、1972年の連合赤軍あさま山荘事件(下山してきたところにあった浅間山荘とは無関係とのこと)、橋幸夫の沓掛時次郎の「浅間三筋のお山のもとにや生まれ故郷もあるって言うに……」を思いうかべる。すがすがしい高原を満悦しながら見る、ハイマツの紅葉には感動を覚えました。楽しい二日間でした。感謝・感謝・感謝。

<佐坂茂美>
  天候も歓迎してくれたかのような富士山、八ケ岳等の遠望、優しく吹き上げる浅間山の噴煙も又「ゆっくりと山行を楽しんでください」と囁き歓迎してくれているようでした。下山ルート開始のJ・バンドでは自分の足を置く場所を確認しながらで賽の河原に着いた時に漸く緊張を解くことが出来、ホット一息つきました。昨年9月の再入会時に87kgあった体重を16kg減量した久しぶりの山行は実に快適でした。目標の70kg以下まで後少し。16〜17kgの減量はJ−バンドかも?

<三宅 武>
  今だに火山活動をし続ける様、大自然の行いは人間にとっては驚異である。幸い素晴らしい天気とカラマツ、シラビソその他少々の紅葉がとても美しい景色でした。湯の平路は海外のトレッキングのような感じでした。色々役担当されました方々に感謝、そして皆さん元気に帰ってこられてうれしい限りです。

<河野典子>
  6月に山に行っただけで最後のトレーニングには行こうと思っていましたが、雨のため行けず大丈夫かなと心配しながら参加しましたがお天気もよく大満足の二日間でした。お世話して下さった皆様ありがとうございました。

<河合美恵子>
  二日間なんとか天候にも恵まれ、噴煙の上がる浅間山を見ながら登ったり、下ったり紅葉には少し早いかな……と思っていましたがやっぱり綺麗でした。50人の大所帯でしたが、大した事もなく無事下山する事が出来、ひとつ欲を言えば前掛山迄行きたかったかなーなんて思ったり……あの細いチェリーパークラインを無事通過できたこと、運転手さんに感謝(怖かったですが)。担当して下さった皆様本当にありがとうございました。

<上角弘務>
  浅間山は以前から、北アルプスや木曽駒ヶ岳からご来光を見るときに、何度となく富士山と共に見えていた山で、煙が出ているので遠くからでもよくわかり、私でも知っていました、しかし、山には登ったことがなく、いつかは登ってみようと思っていました。山にはそれぞれの好さがあり、はじめて見る新鮮な感動を期待して登山道に入りました。トーミの頭から、左に鋸岳に至る尾根、右に前掛山、その間の、湯ノ平口の全景が見えたところからは、来てよかったと思う大きな感動を、与え続けてくれました。天気も好く北アルプスや富士山などの遠景も360度よく見えました、又、草原のような湯ノ平口から見上げるJバンドの岩やトーミの頭など、最高の気分でした、この景色の中を歩いた記憶はいつまでも残ることでしょう、そしてスタッフの方々のおかげで、大きなトラブルもなく楽しい山行が出来ました、有り難う御座いました。       

<倉光正己>
  “落葉松をしみじみと見き” 先ず、主幹の立場としては、天気もよく、紅葉の時期を迎えた山は美しく、大きなトラブルもなく(残念ながら転んで少し怪我をされた方がありましたが)行事が完了したことを、嬉しく思っています。ご協力ありがとうございました。一個人としては、中学生時代に教科書で知った北原白秋の詩「落葉松」の景色を、半世紀ぶりに確認できたことに感慨があります。ただ、「落葉松をしみじみと見き」、「浅間峰に煙立つ見つ」はいいとしても、「旅行くは寂しかりけり」とはいかず、「楽しかりけり」だったのはちょっと嬉しい誤算でした。皆さん、どうかこれからも健康で、山登りを楽しんで下さい。ご苦労様でした。

<倉光展子>
  ステキなタイミング…、こんな歌がありましたね。二日間いい天気で、帰りのバスに乗ってしばらくして雨がポトポト。雄大な浅間山は秋の色とりどりの繊細な美しさにあふれていました。一般参加の方々ともいい話合いができ、豊かな気持で帰途に着きました。

<山口 博>
  山は何度登っても季節が変わればそれぞれの顔を見せてくれる。今回の浅間山は色好き始めた紅葉を楽しめた。又懇談会での自己紹介で山友会に新しい仲間が出来そうで楽しみです。

<峯岡邦博> 
  ちょっと天気が心配されましたが、現地は両日天気に恵まれ2000米山頂に広がる自然界を見る事が出来ました。4日の池の平湿原(上信越高原国立公園、長野県)旧火山口との事でその面影を残し風雪で洗われた岩と周囲の草木の調和取れが綺麗でした。5日の浅間外輪山は湾曲した尾根筋の内側が絶壁化してその下が元噴火口、池の平に比べ近年の噴火口跡が想像出来ました。活火山は長い年月を通じ噴火口が東に移動している様子が伺い知る事が出来た。山から煙を見るのは久振りで大きな気分転換になりました。ありがとう御座いました。 

<平松多希子>
  天候に恵まれ、夕食後のミーテイングは山大好き人間が50人も集まると前夜祭のように盛り上がり楽しい一時を過ごす事が出来ました。雄大な浅間山を眺めながら色とりどりの紅葉は素晴らく絵の具箱をひっくり返した様でした。お世話になった皆様有難う御座いました。細やかな気配りのある企画でとても楽しい山行でした。私のドジリハット・・・お土産に買った林檎を新田辺のバス停に置き去りにしてしまいました。いつも乍御手数をかけてしまい申し訳ありませんでした。