天狗岳


山行日

2007年10月13日(土)〜14日(日)

天候
晴れ時々曇り・曇り時々雨///
コース
宿舎5:50⇒6:40朝食7:00⇒8:20二の鎖元小屋8:30⇒8:40弥山天狗岩9:45⇒11:00八丁坂11:10⇒11:45成就社(昼食)12:25⇒12:50ロープウェイ駅13:00⇒13:10ロープゥエイ前13:30
参加者
CL:染矢  SL:山口 中間:大谷 遊軍:橋本
男性:一般 7名 会員 24名
女性:一般 8名 会員 12名
合計:51名    

 

    山行報告  染矢つや子

/定刻通り6時40分に京田辺出発、宝塚周辺は混み合っていたがあとはスムーズに走行。 2人の方は補助席となり窮屈な思いをさせてしまいました。「替わりあって下さい」とお願いしていま したが「いいですよ」と遠慮され、長時間でさぞや腰や肩がお疲れになられた事と思います。 担当者の配慮も足りなくお詫び致します。

 時間の関係上「山での歩き方」のビデオを見てもらいながら 車中で昼食。松山ICを降りてからが長く「面河渓へ・・q」の標示が出てからも、まだかまだかと気をもんだ。マイカーと違い大型バスのS字カーブは特にゆっくり走行だった。高速道では暑いくらいに 陽が射していたのに目的地に着けばどんよりと、傘の準備をする事に。バスは山岳会館手前に駐車。 道路下が丁度遊歩道になっていて心配していた車道を通ることなく、奇岩、大岩、谷に架けられた橋と思わぬ景色に出会え参加者から「いい所に連れて来てもらった」との声が嬉しかった。

 面河渓「五色河原」の水量は少なく迫力にかけたがエメラルドグリーンの色に満足してもらえた様だ。 帰りはN嬢とおしゃべりしながら歩き「時間がまだあるからきのこ展を覗いて見たい」とおっしゃたの で「16時には戻ってね」と念をおし分かれた。ところが皆さん早くにバスに戻られていて「まだ帰っ てない人は?」の声。彼女一人だけだったので迎えにいくと丁度出るところだった。 16時にはなって いなかったので申し訳なかった。ガスでスカイラインから「石鎚山」の全容を見ることが出来ず残念。

 夕食後「談話室」で自己紹介で盛り上がる。一般の方々も和に加わって戴き和気藹々の一時を過ごせた。翌朝ライトの明かりでストレッチ班毎に少し空けながらスタート。朝食も予定では皆で一緒という事にしていたが班毎にされていた。紅葉にはまだ早いが二の鎖小屋付近では赤く染まりかけた木々が見え はじめる。三の鎖を登る人と登山道を行く人に分かれ鎖の最後尾に会長、一般道は私が。弥山到着は先 頭と最後尾ではかなりの時間差があったが、早朝出発だった為他の登山者とかち合う事はなかった。 最初に登頂された班は「天狗岳」も良く見えたようでしたが、最後の班はガスがかかり時々しか見え なかった。じっとしていると肌寒く「天狗岳」に行かない方は小屋で休憩をされていました。

 下山30分位で1班のリーダーとUさんに追いつく。すでに荷物は分担され空荷歩行、右手にストッ ク、リーダーはささえながら下山していたがUさんの足に力がなくなり、時々へたれ込む状態となり 橋本会長と鈴木さんに引き返してもらい、両脇からかかえてもらう事に。私は本体を追い神社に着くと 昼食中だった。食事途中の救護係に「ザックを担ぎに言ってほしい」の要請に快く任務を果たすべく 皆さん立ち上がって下った。 神社では欽ちゃんからケーキが振舞われ和やかムードが漂う。

 救護隊と共にUさんが自力で到着。昼食も摂らないですぐにロープウイ乗り場へ。観光客もいて2台に分かれた。ビールやお土産を買い待機していたバスヘ、着くなり雨が・・滑り込みセーフだった。 途中立ち寄ったコンビニで「だんじり」を見て大はしやぎする人も。帰路は問題なく予定時間に帰着 秋山担当の大役に指名され、山口さん大谷さん岡部さんのサポートそして山友会の精鋭救護隊の力は大 きく感謝申し上げます。参加者の皆さんご協力ありがとうございました。 (会計報告は次月号に)




石鎚山アルバム

 
                    2007年市民秋山登山一口感想文集     
  「一般男性」
山中 隆広
 6年ぶりの参加とあって、多少メンバーも変わり、輪に溶け込めるかなと、不安もありましたが、しゃべりやすく、愛想のいい気さくな人達ばかりで、楽しく2日間を過ごさせてもらいました。有難うございました。曇りがちな天気ではありましたが、少し紅葉がかった天狗岳にも登り、スリルある、三の鎖にも挑戦することが出来て、満足しています。また機会があれば、ぜひ参加したいと思います。お世話になり有難うございました。

加藤 卓徳
 山友会に初めて参加さしていただきました。この様な良い会の一員にならしてください。皆様の迷惑にならない様に致しますので、宜しくお願い致します。

山口 譲
 去年に続いて2年連続の山行でしたが、石鎚山については、30年振りの山行でした。
二の鎖場に来た時ここを登りに使ったのではなく下りに使ったのを思い出しました。その時は単独行につかれていた時でした。久し振りの山行でしたが楽しい思い出となると思います。
山口 博リーダーを始めそしてスタッフの皆様本当に有難うございました。

増永 次郎
 家内の奨めで、余り期待しないで出席させて頂きました。結果は大変満足して居ります。
第1に出席の皆様が心暖まる対応をして頂きました。第2に幹事様の綿密なスケジュール運びです。最後にお山が天候にも恵まれ素晴しかったです。

 米田 四郎
 市民秋山登山へは3回目の参加でしたが、昨年に引き続き天候にも恵まれ、すばらし体験をさせて頂き有難う御座いました。お世話頂いた皆様に心から感謝いたします。
旅の最終段階で私たち2人が集合時刻への大幅遅参という大失態を演じ皆さんにご迷惑をかけてしまい恥じ入っております。まことに申し訳ありませんでした。

長田 清次
 これで3回目の秋山登山ですが、今回はひやひやものではあったが、鎖と最高峰の天狗岳も制した。天気もまずまずで、ガスの切れ目から望む山頂からの眺めは温暖化の影響であろうか、ちょっと早い紅葉の山肌、そして下界では味わえない大自然の岩盤と緑の世界であり、久し振りに山の気分を満喫することができた。満足!!
今回も無事に登下山できました。これもひとえに山友会員諸氏のよき指導の賜と感謝している次第です。ありがとうございました。

 「一般女性」
藤田 久美子
 四国の最高峰石鎚山に登り感激しました。
頂上では、天気が目まぐるしく変わり、ガスがかかっていてもすぐに晴れ、山々が現れ紅葉もきれいでした。往復バスの旅で楽々と行かせていただき、有難うございました。山友会の方々の心やさしく接していただき、感謝しています。又、次回も参加したいと思っていますので、よろしくお願いします。

川崎 久恵
 3回目になりますが、年一回の楽しみです。
面河渓では、エメラルドグリーンの透きとおった水と白い岩に感激。石鎚山では、鎖は握力に自信がなかったので一般道に行ったのですが、天狗岳には挑戦しました。とても怖いところもありましたが、どうだんつつじの紅葉も真近に見られ、ちょっぴり岩登りも味わえました。頂上付近で霧も少しきれてまわりの山々もみられよかったです。ありがとうございました。

増永 冨美子
 初めて一般として秋山登山、主人と参加させて頂きました。一日目の面河渓のすばらしいエメラルドグリーンの水の色に感激、の散策に満足いたしました。二日目の登山、天候もまずまずで頂上近くの木の紅葉、リンドウの花等楽しく登山が出来ました。
これも幹事様のスケジュールの日程でありご苦労様でした。また参加させて頂きたいと思います。

中川 和子
 石鎚神社からみえる山々、特に燃えるように紅いどうだんつつじに彩られた真近でみる天狗岳はすばらしかった。面河渓も水も石もエメラルドグリーンできれいでした。夏、河の中をずっと歩いたり泳いだりしながら行けたらいいなあと思いました。山の中はよく霧がかかり、湿気が多いせいか、きのこやこけの種類も多く見られ、木の種類も多く目の保養になりました。くさりのあるところ全部行きたかったです。でも、天狗岳のてっぺんにも行けて、まずは満足。

北川 初子
 石鎚山の登山道の稜線には手つかずの原生林が多く、頂上は紅葉が少しきれい。鎖場も登れてよかったです。

四宮 節子
 37年前に登った石鎚山多分2のくさり3のくさりもなんなく登った記憶があります。でも、今回の3のくさりが登れたことは格別の感激がありました。天狗岳のすばらし紅葉二度と くることのないかもしれない風景を思い、目に心にと焼き付けました。今日で9回目の市民秋山登山、次回は参加できるかなあ〜と想いつつ・・でも毎回山友会の皆様にはお世話になり感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。

吉武 洋子
 毎年、秋の市民登山に参加させて頂いて九回目となりました。健康で登れる事に感謝しております。天候もまあまあ。毎年雨が多いのに今回は山も良く見え、紅葉もきれいで満足しました。
鎖にも挑戦出来、必死に登りました。友人のお陰だと思います。いい経験をしました。山友会の皆様お世話になり有難う御座いました。

巽 恵子
 今回はトレーニングなしでの参加で少し不安もありましたが、天候もほどよく、紅葉は美しく初めての鎖場の経験もさせていただき、よい思い出になりました。山友会役員のみなさま、ご一緒させていただいた方々、お世話になりありがとうございました。来年も参加させていただけるよう、私なりにトレーニングを頑張っておきますので、又、よろしくお願いします。

 「会員男性」
西川 榮治
 9月初めより続いている「右ヒザ痛」という「バクダン」と相談しながらの山行であったが2日間何のトラブルもなく山行を楽しめたのは本当にラッキーでした。
お天気のきまぐれで切れた雲間から石鎚山の全容を楽しめたし、頂上付近の紅葉もそれなりにあじわえたうえに鎖を使っての岩登りやスパイダーマンもどきの格好で岩歩きをして弥山から天狗岩に行けたのも良かったです。
お世話いただいた皆様本当にありがとうございました。

 佐坂 茂美
 今回で再入会後の3度目の山行でしたが、自分の体力、脚力に問いかけながら決して無理をしない事を条件として、無事登れた事に満足しています。今後も不断の努力で山行に参加する積りです。 

藤原 克己
 5〜6年前友人と石鎚に登った時は台風が正午頃近くを通過した為、雨と風の中で頂上に着くのが精一杯で憧れの天狗岳は見ることも出来ず非常に残念だった。今回は眺めるどころか、そこに立つことができたことは望外の喜びであった。
それでもケーブルまでの下りは考えた以上の距離に苦労させられた。

徳田 康二
 前回来た時は頂上の神社の建設でヘリコプターが物資の運搬に飛来するので通行止めで行けず、今回はそのリベンジで参加した。天狗岳から南峰まで行き岩場先端から下をのぞけば紅葉がきれいで満足だったが、ただ一つカメラの電池切れで写真が撮れなかったのが残念であった。

宮野 叔介
 石鎚山は四国で一番高い霊場の山で紅葉の美しさの見たい山であったのが、実現出来て、岸壁の険しい山に登れ、少しのカエデの紅葉で、曇りだったが、美しかった。コバルトブルーの面河の白い石の渓谷の遊歩道も楽しかった。

北村 正博
 役員の皆様には大変お世話になりほんとうにありがとうございました。今回参加させて戴くのに早くから家族に理解を求めた甲斐がありました。行程、天候、費用どれをとっても申し分無い山行になったと思います。特に写真を撮るのが楽しみでしたので、弥山の紅葉と雲のかかった風景には感動いたしました。また、ザックの重量を重い目にして自分の力量を確かめる事ができました。いずれにしても私にとって素晴らしい思い出になりました。

守口 實
 前回(7〜8年前)小雨模様で登頂を断念した天狗岳へ登ることが出来、又、紅葉の始まり時で楽しく登ることが出来、満足のいく登山だった。

峯岡 邦博
 国民宿舎で眠れない不安がありましたが良く眠る事が出来て楽しい登山になりました。07年度の記念山行と位置付けします。08年度の秋山登山も宜しくお願いします。ありがとうご座居ました。

山下 隆
 サンルームに掲示された石鎚山の写真にさそわれての初めての訪問。多分一番目の申込み。幹事さんはじめ51名の願いがかない、好天とはいかなかったが、雨にあうこともない2日間!。面河の女性的な流れと男性的な険しい岸壁、2日間は霧の中に見えかくれする石鎚や天狗山は高山の雰囲気につつまれgood!山頂ではなんと運にもめぐまれ快腸。ただ、1時間帰着が遅れてもよかったのに、風呂ナシは残念でした。 世話役の皆さん、ほんとうにありがとうございました。

平松 昇
 天気もまぁまぁ、二の鎖を登れなかったことは心残りですが、その分三の鎖でトップで登り、鬱憤を晴らせました。天狗からの眺望はすばらしく、ゆっくりと岩を堪能しました。
四国の遠い石鎚への一泊二日の山行としてはよく吟味できた計画でした。
幹事さん。ご苦労さんでした。

上角 弘務
 石鎚山は遠くから見ても、頂上に立っても、さすが西日本一の高さにふさわしい姿、形、それに岩と紅葉、すばらしい山でした、朝早く出発したので霧はありましたが、頂上を見ながら楽しく歩けました、そして頂上に着いたときは展望も良く感激しました、記憶に残る良い山行になりました、お世話してくださいました皆さん有り難う御座いました。

弓仲 達夫   
 17・18年前に、山友会で石鎚山に行きました。そのときの黄色を中心とした紅葉の美しさは忘れることが出来ませんでした。15・16日前に急に膝が痛くなり、整骨院に通院しながら木津川沿いを毎日5から7kmを歩き、甘南備山は2回登り、その間節酒に努め、すこし不安がありましたが、どうしても行きたくて参加した次第です上りは何とかなったのですが、後半の下りでは足に力が入らなくなり、平松さん、鈴木さん、橋本さん、染矢さんの手助けでやっとこさ、たどり着くことが出来ました。皆様に迷惑をおかけしまして、すまなく思っています。京田辺に8時に着けたので内心ホットしています。
24・25年前、単車でガードレールに半月板を強く打った影響があるのかなと危惧しています。

金本 好彰 
 10年ほど前に職場の人と成就社から、一の鎖・二の鎖・三の鎖を経て石鎚山へ登ったことを思い出す。当時は、天狗岳への登りは禁止されて いて登れなかったので、今回念願がかなえて満足 した。バスの定員オーバーのため、ニ人が補助席になった、リーダーからは「適当に代わってやっ てください」といっているが、なかなか代わらな い。Kさんは少しの時間代わってもらったが、結果的には同じ人が、行き・帰りとも補助席であっ た。もう少し実行を伴う助言がほしかった。

遊佐研治郎
 ちょうど6年前に以前勤めていた会社を高松市で定年を迎えて以来初めて四国へ渡った。 また、高松勤務中に会社の同僚と初めて石鎚山に 登ってから5年にして2度目の石鎚山の頂上に立った。感無量のものがあった。あの時は快晴だったが、今回は曇りだったのが少し残念だった。 しかしそれ以上に腹がたったのは、以前なかった木の階段が至るところに掛けられていたことだ った。「俺は階段を昇り降りするために石鎚山に 来だのではない。地道を歩かせろ」とブツブツ言いながら歩かなければならなかったのは悲しかった。しかし仲間と交流を深め合えたのは階段とは全く関係なく楽しいものだった。お世話いただいた方々に感謝します。

 「会員女性」
河合 美恵子
 紅葉には少し早い様でしたが、頂上付近は紅葉が始まっていた様に思いました。
私にとって長い間行きたいと思っていた石鎚山やっと願いが叶いました。三の鎖も私の去年の骨折もあり、腕に力が・・と心配しましたが気にならず楽しく登れました。 楽しかったです。ありがとうございました。

 姫島 百合子
 面河渓の何と美しい景色。エメラルドグリーンの水は断崖絶壁の中を流れていく、広くなったり狭くなったりしながら、初めて見る景色に感動しました。又、石鎚山頂上の切りたったがけから、こわごわのぞいた景色はまさに秋。紅葉が混じりとても美しかったです。とても心に残る楽しい旅でした。皆様ありがとうございました。

大谷 典子
 下界で家事をこなす自分、山へ登る自分、私は身が二つ欲しい毎日ですが思いがかなって石鎚山で素晴らしい紅葉に出会いました。忙しかった自分へのごほうびとして十分に楽しみました。秋山担当の身として皆さんの歩調に耳を傾けつつ、まわりの景色をちらちらとながめつつ、いい登山が出来ました。西条へ向かう帰路、祭りのだんじりをひく一行に出会いました。きらびやかなだんじりをひく一行の中に秋川雅史さんがいらっしゃいました。握手をしてもらって山登り同様感激しました。バンザーイ!!

長野 雅子
 紅葉も上の方へ行けばそれなりに始まっていて楽しむ事が出来ました。鎖も1ヶ所だけでしたが、登る事も出来、大いに満足した山行でした。

吉野 美智代
 今年の夏は暑かったので紅葉は期待していませんでしたが、下山しながら後ろを振り返ると、満足の出来る紅葉した山々でした。
西日本最高峰の霊峰、石鎚山の紅葉を頭に刻みました。今年の山行はどれも天候に恵まれ、ラッキーでした。今回夏の花を10月中旬なのに咲いているのを見つけました。白いレースの花弁の小さな可愛い花です。ケーブル乗場でその花の名前をシラシゲソウと知りました。他にハガクレツリフネソウの紫ピンクやシコクフーローのピンクの花達。こうして咲いている花を発見したことも良い想い出になりました。

M・M
 気になった天気は薄曇りで下山後雨となったからよかった。前回行った時は雨で頂上小屋で引き返したが今回は天狗岳まで登ることができ、紅葉もきれいで岩場はメンバーの適切なアドバイスで無事行く事ができ満足な山行となりました。

 


                        紅の天狗                 北川欽造   画