白滝山          「写真提供は染矢さん」

山行日
2007年9月23日(日)
天候
曇り後一時雨
コース
8:00坊村8:25⇒9:00伊藤新道出合9:10⇒10:00ワサビ大滝下⇒11:20白滝山(昼食)11:50⇒12:25休憩小屋12:30⇒13:15汁谷13:30⇒13:50クロトノハゲ14:00⇒14:30天狗杉14:40⇒16:00JR志賀駅16:15⇒18:50新田辺
参加者
リーダー:染矢  サブリーダー:大谷  遊軍:橋本
男性:14名  女性:12名
合計:26名    

 

    山行報告  染矢つや子

/秋山トレで参加者が25名を超えたところで、山口さんから「マイクロバス」山行の提案があり 急遽変更。 おかげで煩わしい電車の乗り換えなく時間短縮、費用低減となった。 天気予報は曇りで一時雨。ほぼ予定通り田辺を6時35分に出発、坊村8時前に到着、路線バス利用より1時間早い。地主神社で橋本会長の指導の下、ストレッチ、班毎に人員点呼後出発。

 舗装道路、砂利道と続き伊藤新道出合へ、1回目の休憩。ここから右方向に登りの連続となる。 最初は比較的ゆるやかなワサビ谷、下見ではなんの迷いもなかったので気にすることなく、前ばかり見ながら歩き「おかしい?こんな林道歩きはなかった」 右に谷をとり徐々に谷に近づかなければな らないのに離れている。左に谷を渡るべきところを直進してしまった。1班2班の方には余分に坂道を歩かせてしまった。谷沿いで休憩、しきり直しとなる。ほどなくワサビ大滝下に。ここで休憩の予定だったのに自分の注意不足が悔しい。

 伊藤新道、本日一番の踏ん張りどころ、日頃のトレーニングの差が出始める。班行動が一緒に出来ずズルズルと遅れをとり、リーダーのお世話になる者。 遅いなあ〜もっとすんなりと歩きたいと下から見上げる人。パーティーは遅い人に合わせるのが基本仕方がない。ようやく「白滝山」に、どんよりといつ雨がふってもおかしくない空模様だ。 休憩小屋から谷沿い歩きの後半のところで小雨が、汁谷に着く前に止んだ。

 クロトノハゲで集合写真 天狗杉で休憩、雨が強く降りだす。一般の方で雨具を持って来ていない人がいてずぶ濡れになる人もキタダカ道分岐で志賀駅到着の時間が読めたので運転手に連絡し、予定通り志賀駅まで来てもらう。 帰途、和邇の「平和堂」で、トイレとアルコール確保休憩。大きな事故もなく全員揃って田辺に帰着。

ヒヤリハット
@道間違い(原因:注意力の欠落と地図を見ていなかった事)
A小雨の直後、谷沿い歩行中に滑落(山行後に後続者からの報告) 汁谷手前の谷沿い歩行中、右足の 靴紐が道の突起にひっかかり右足がとられ、右側の川に背中で1回転し両足で川の中に体操の着地のように転落、着地。道から川底まで約3m。川底は岩もなく平らで砂地、落下と共にすぐ歩き出す。滑落場所や本人の身のこなしの良さでことなきを得ました。


 
     白滝山(比良山系) 山歩記       北村 和夫 
 市民秋山登山のトレーニング登山として白滝山山行に参加。数年前にも同じコースに山友会の行事としていった事がある。(同じくトレーニング登山だったと記憶する。)時期は10月だったか11月初だったか季節が少し進んでいたように思う。山菜が実っていたからそう思うのだが。そのときは出町柳からバス、帰途は志賀駅からJR。そのときはまったく快適な山行。

 今回は不安いっぱい。というのは昨夏の豪雨の薬師行(山友会行事)以来の山だったからである。甘南備すら行ってない有様。まったくぶっつけ本番。しかも前日ある飲み会で痛飲。 深夜帰宅。準備もめんどくさくなり当日ザック詰め。即乾性下着類が見当たらず綿の下着類、着替えも同じく綿製。どうも心がけがよくなかった。もともとひざに不安のある身。 サポーターだけは数種もっている。強めのを持参。これがあだとなった。

 さてスタート(僕の場合最初の30分はできるだけゆっくり、汗を少なく調子を整える事に している)自分のペースで歩け快調。林道から登山道になっても同様。ただ、そま道に迷い込んだあたりから(前回もここで迷い込んだ)両太ももに違和感。発汗量も異常に多い事に気づく。

 登山道に戻り苦しみながら歩いたがもうすぐピークというところで両足痙攣。ひざサポーターをはずす。綿のシャツ搾れるほどの汗。痙攣する足をだましだましながら歩く。まもなく昼食休憩。幸い食欲旺盛。痙攣治まりあとはうそのように平静に戻り完歩できた。 心肺機能は正常足腰注意(特にひざ)というのが自己診断。

教訓
@ 前日深酒しない。
A 下着類は速乾性あるもの。
B 体を締め付けるものはつけない。(きつすぎるサポーターは血行障害を招く)
C 日ごろのトレーニングの必要性。

 山のabc,いろはのような事を怠ったお粗末な事を反省。本番の石鎚ではこの基本の基を大事にしたい。難しい事はいらない。「やさしい事をじっくりと」

山歩記は山歩き、散歩記、ワンゲル記、、どう読んでもよい。

                                                      2007,9,29記