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山行報告 | 徳田 誠 | |
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山行報告 吉野山の桜開花に合わせて計画を繰り上げたものの、予報が外れた。お花見は毎年のことながら、満開に計画をあわせるのは至難の業である。大和上市からバスで宮滝の登山ロヘ、このバスが小型で積み残されたら一時間待たねばならない。超満員であったが無事、宮滝に到着。天気もよく、快適な道がつづく。予定では花矢倉あたりで昼食をと思っていたが、変更して西行庵まで辛抱することとする。 途中、吉野水分神社に立ち寄り小休止。古式ゆかしい、風格のある建物で枝垂れ桜の老木がまだつぼみで残念。私は昨年、満開を愛でる幸運に恵まれたので同行の皆さんに何としても観てもらいたかった。私の不徳の致すところ、残念。西行庵への道のりはすこし厳しく、まだですか?との声も漏れ聞こえたが、もう少し、もうすぐ、と歩きつづける。 西行庵の桜はつぼみも固く風情もなかったが、さすがに、昼飯にコーヒなど頂くとみんな機嫌よく、元気も出てきた。 青根ケ峯へはもうひとふんばり。頂上へはあっけない感じで到達。 あとは降るのみ、みんな軽快に歩く、いや落ちてゆく、登りの足取りが嘘のように速い。高度が下がるにつれ、桜が開く。満開の木もあり、それなりに楽しむことが出来ほっとした。 中千本あたりから、土産物店が軒をつらねているせいで急に観光客が姿を現す。やっぱり花より団子ということかと納得。そこでいったん解散し、吉野駅で集合することにする。4時半、全員無事集合、解散。全員時間厳守、品行方性で京都田辺山友会のレベルの高さを再認識させて貰ったありがたい山行でした。 |
西行庵より青根ヶ峰へ |
青根ヶ峰山頂 |
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[写真提供は秋月さん] |
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2004年7月1日、吉野山はじめ金峯山寺(きんぷせんじ)、吉水神社、吉野水分(みくまり) 神社、金峯(きんぷ)神社などがユネスコの世界遺産に登録されたところを今日は歩いた。 私にとっての吉野山は、東北での学生生活を終え大阪の企業に就職して2,3年後の職場レク
リェーションで訪れて以来実に40年ぶりの再訪になった。
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