3年前の全く同時期に同ルート、同メンバーで実施したが、本番の31日に当方が熱波し、後の3人で山行をした。天候にも恵まれず、避難小屋からターンした経緯もあって、今回は是非とも飛騨頂上への思いがあった。
<30日> 明日の行動をし易くするためのルート作り、乾雪であるが、膝くらいまである雪をワカンで踏み固め、7合半のジョーズ岩までの道を作り下山。後は温泉を楽しむ。
<31日> この日は先行するパーテイも居て(3人組の大阪労山と単独の人)ジョーズ岩を見て森林限界へ、ここからは急な真っ白い雪面の世界、2700m付近に達すると3人組が限界ですと言って下山、この付近から雪質がころっと変わり、風に飛ばされ雪の少ない、テカテカしたアイスバーン状になる中、少し登った地点で我々のパーテイも限界となってターン、下りの1ピッチはロープを出した。
この大晦日の夜は登山口にある御嶽神社・里宮へお参りに、24時前に着き、ローソクに火を点し、ご祈祷の後お祓いを受け、お神酒、お守りを一人一人神主さんよりもらって、おごそかな気持ちとなり、新年を迎える。
<元旦> 最終日はクロカンスキー組と氷爆の仙人滝見物組に別れ、13時過ぎまで濁河にて過ごし帰京の途に着く。
宿泊は2日間とも濁河温泉ヒュッテ 〜 24時間温泉が楽しめる
行動中の最低気温はマイナス12〜13度C、この時期としては暖かかった。
< ヒヤリハット> 山行中はなし 但し、車の移動中 @往路の雪道でスピン
A復路の雪の側溝へ脱輪 〜 いずれも運転していた当方の不注意が原因 |