乗鞍高原クロスカントリー

日 時 2006年3月10日(金)〜11日(土)
天 候 晴れ・快晴
コース 3/10(金)
京田辺市→名神・中央道・長野道→
乗鞍高原観光センター→遊歩道入口→一の瀬園地→
観光センター→民宿かまば荘(泊)
3/11(土)
かまば荘→遊歩道奥→分岐点→イガヤスキー場→
観光センター→かまば荘→長野道・中央道・名神→
京田辺市
参加者 リーダー:内匠美佐子  サブリーダー:橋本寿夫
男性:中島 鈴木
女性:市橋 杉本
合計: 7 名

<山行報告>
◆3月10日(金)
 早朝6:15小雨が降る中、松井山手を出発。名神・中央道・長野道と車の渋滞も無くスムーズに走り、11:30乗鞍高原観光センターに到着。心配していた雨も上がり、明るい太陽が照ってきた。近くのレストランで昼食を済ませ、事前に予約していたクロカンスキーに履き替える。スキー板はいろいろ種類があり、我々がレンタルしたのはバックカントリースキーといって、エッジがある板です。靴の先に金具が付いていて、スキー板の金具にはめ込みます。なぜか女性ははめ込むのが苦手のようです。

 12:30遊歩道入口から歩き始めます。いきなりでこぼこ道でよく転びますが、少し歩きつづけると慣れてきた。30分位で体が熱くなりもう汗だくです。13:50一の瀬園地に着く。広大な雪原を自由に歩き回ったり、木立の中では動物の足跡を観察したり、大木に寄生したヤドリギを眺めたり、山の傾斜面を滑ったりして楽しんだ。アザミ池は凍り、上に雪が積もりグランドになっている。柵を越え池の中ほどまで行くと、水色の氷が見えた。16:00観光センターに戻った頃、みぞれ混じりの雨が降ってきた。
 16:30民宿かまば荘に到着。硫黄の匂いがする乳白色の温泉に入り今日の疲れを癒した。18:00食べきれないほどの夕食と、楽しい会話が弾んだ後は、明日の天気を気にしながら20:00に就寝した。

◆3月11日(土)
 6:00起床、窓を開けるとオレンジ色の空、今日はお天気!嬉しい!と叫ぶ。
朝食後、今日のコースを相談して、8:10宿を出発。女将さんが送迎してくれるので時間に余裕ができた。8:30遊歩道の奥に到着。ここからスキーをつけて歩き出す。2日目にもなると、皆だいぶ慣れてくる。9:00分岐点に着く。真青な空、キラキラ輝く陽光がまぶしい。乗鞍岳の全容が見える所まで登る事にした。そこで乗鞍岳を背景に記念写真を撮る。また森の中に入ったり、滑り転げたりして散策を楽しみながら、イガヤスキー場へと下っていった。

 10:30イガヤスキー場に到着。この位置からも一段と美しい乗鞍岳が眺められる。雲一つない青空、シラカバ林は白銀の世界、本当に素晴らしい景色に歓声が上がる。
 このスキー場元は、冬季オリンピックで銀メダリストだった猪谷千春(イガヤチハル)が少年時代、練習に使用していた場所である。そのイガヤスキー場のなだらかな傾斜面を滑り終えて、今回のクロスカントリーは終了です。11:20皆さん無事に滑り終えました。

 11:30観光センターへスキーを返却。そこではレンタルしていたスキーセットを格安で販売するというので、なんと5人が購入した。皆やる気満々でもう次回の企画に夢がわく。12:30民宿に戻り、再び温泉に入り汗を流して、昼食には信州そばを食べ全て満足して帰路についた。19:30京田辺に到着。三人の名ドライバーありがとうございました。
(報告者:内匠美佐子)



  
しらかば林の道を歩く                        一の瀬園地で休憩


  
素晴らしい天気と見事な景色に感激                           乗鞍岳を背景にはいポーズ


イガヤスキー場から眺める雄大な乗鞍岳



今回はバックカントリースキー(スキー板に少しエッジがついている)で楽しむことが出来ました。 クロカンに比べエッジが効いて多少停まりやすく、又曲がるのも楽になった感じでしたが「こける」のは変わらず。二日目の好天で真っ白な乗鞍が見られ 神々しさを感じた。次回は今回の上部・三本滝からの一日コースを是非やってみたいな、時期は2月中〜末がいいそうな !!
(橋本寿夫)

 昨年の函館山に続いて2回目で、スタートからもあまりころばないで歩けたが、大きな段差ではしりもちをつくことが多かったが、乗鞍高原という大きな自然環境の中をすべったり、転んだりするのは大変気持ちの良いものであった。もっと樹間の中を自由にすべりたいと思ったが、板が長いし小回りが出来ないのでまだまだ経験をつまないとだめだと思った。スキーセットも買ったしこれからは回数も増やして、山スキーに夢をつなげればいいなーと思っている。正月に西穂の独標や丸山から大きな乗鞍岳を見て、今回東から青空に白く輝く稜線がみることができて、あのピークへのあこがれが増した。
来年のクロカンはどこかわからないが、いまから楽しみである。
(中島貞夫)