鳥見山(735m)

日 時 2005年12月4日(日)
天 候 小雨 みぞれ後時々晴れ
コース 新田辺7:18発→近鉄榛原駅8:23→
小鹿野登山口9:10→鳥見山見晴台10:10→
鳥見山公園10:30→高束城跡12:20→
まほろば湖13:30(昼食)→長谷寺14:45→
近鉄長谷寺駅15:25→新田辺16:55着
参加者 リーダー:伊丹  サブリーダー:平松(多)
男性:平松(昇)
女性:杉本 徳田(幸) 中村 内匠
合計:7名


<山行報告>

 天気予報では一週間前からずっと降水確率60〜70%であった。良く整備された東海自然道を歩くので小雨決行とした。家を出る時、まだ雨は降っていなかった。だが、八木の辺りから雨模様となった。電車を降り、しっかり雨装束をしての出発となる。古い酒蔵の立ち並ぶ上ノ町商店街をぬけ、小鹿野の集落を目指す。去年は道標が古くて通り過ごしそうになったところも、新しくきちんとした道標が立てられ、迷うこともなく進めた。

 雨がみぞれに…… 最初『里芋の葉に白いものがたまってる!』と大声をあげ……『まるでクリスマスツリーみたい』と喜び……そして鳥見山公園への分岐の辺りでは、一面の白銀の世界……
この冬初めての雪景色に皆大いに感動し歓声をあげた。

 丸太の階段を登って見晴台へ、宇陀の山々や大和盆地、二上・葛城・台高山脈などが一望できる見晴台なのだが、眼下の鳥見山公園の白い世界が見渡せるだけ! 新雪が靴底にくっついて歩きにくく、危険なので鳥見山山頂は諦める。公園に下り、東屋でお茶タイムとする。散り残った紅葉の赤・橙・黄色と白い雪との対比の見事さ! 平松さんのお抹茶に皆が甘い菓子をだして、雪見野点を楽しんだ。充分雪景色を堪能した後出発。まほろば湖を目指す。

 途中出会う人もいない東海自然歩道を歩きまほろば湖へ。湖畔の休憩所で遅めの昼食。この頃には晴れ間さえ見えてきた。長谷寺はまだ紅葉の色も冴え、充実した一日の締めくくりとなった。黒一点の平松さん、おしゃべりのゆっくり歩きにお付き合いご苦労様でした。
(報告者:伊丹立子)

  
みぞれに濡れる紅葉を背景に                             白銀の世界に驚き!

  
真っ白な雪と真っ赤な紅葉



     <一口感想>


紅葉と初冠雪。アイゼンがいるのではと思うような雪でとてもよかった。(杉本)

鳥見山によせて
◆山柿やもみじ祭りに色そえて
  長谷寺の桔梗もみじに赤い柿の実の鮮やかさが溶け込んで錦絵の様でした。
◆鳥見山残りもみじに雪衣
  ある木は雪柳のように、ある木は小手毬のように、そして紅葉と雪のすばらしい共演に出会いました。
◆お抹茶の湯気の向うに雪景色
  暖かいお抹茶とだんご汁の用意がされ、心身ともに温まりました。ありがとうございました。
(中村)


雨が降る覚悟でいましたが、こんな雪になるなんてビックリしました。
でもとても良い山行でした。(徳田)


真っ赤な紅葉に初冠雪、まるでネオンのように輝いていました。
やはり来て見るものです鳥見山。(平松昇)


何よりも気がかりだったがあいにくの天候となってしまいました。
榛原到着あたりからポツリ、ポツリ、雨でもゆっくり紅葉を楽しもうと言う事になり身支度をし出発しました。
登山口近くでは一輪のつつじと満開の寒桜が迎えてくれました。
途中からみぞれになり鳥見山公園はしんしんと降る雪になり、銀世界になっていました。雪と紅葉は本当に綺麗です。
雲海に浮かぶ榛原の町と陽がさしこんだまほろば湖はとても幻想的でした。あらゆる天候を体感することになり、寒い一日でしたが、とても楽しいパーティで素敵な山行になりました。
ありがとうございました。(平松多希子)


本年最後の紅葉山行です。
曇り空を気にしながら、榛原の駅からは雨具を付け傘を広げての山歩きとなりました。 登山口にさしかかった頃、冷たい雨がみぞれになり、見てる間に雪になりました。 なんと山頂は一面の雪で真っ白、杉木立はホワイトクリスマスのようです。 みんな一斉に、まぁ! きれい―! すごーい!の歓声で大喜び。
紅葉したもみじの上に白い雪が積もり赤や黄色が一層鮮やかです。地元の人でさえ滅多には見られない光景に大満足です。新雪の上をギュッギュッと踏みつけて歩きます。思いもよらずスノーハイクができ ました。 寒さも忘れとっても楽しい山行でした。
担当してくださったIさん、Hさんお疲れさまでした。お抹茶にすいとんご馳走様。おいしかったです。 また楽しい山行をしましょう。(内匠)