魚 谷 山
――京都北山 816m――
日 時 | 2004年1月25日(日) |
天 候 | 晴れ後曇り |
コース | 出町柳8:15発→二の瀬8:40→滝谷峠11:10→ 柳谷峠12:25→魚谷山13:10→滝谷峠14:15→ 奥貴船15:10→貴船口16:10着 |
参加者 | リーダー:上角 サブリーダー:平尾 女性:橋本 河合 染矢 男性:橋本 小山 田中 寺澤 奥野 藤原 丸谷 遊佐 山口 北川 鈴木 一般参加:浅田 合計17名 |
<山行報告> 富士神社からユリ道を行く。好天でまもなく汗ばみ衣服調整。しばらくは雪の影も形もない。 大岩への分岐を過ぎてから、古い雪に轍や靴跡が残り凍り付いて歩きにくい。 樋ノ水峠への分岐を越えると雪があらわれ、登りは滑る。坂を上がった所でアイゼンをつける。無雪期のコースタイムより早いペース。右手に天ガ岳や鞍馬山が見える。広葉樹の葉を落とした地肌がわずかに白い。 11時過ぎ滝谷峠につく。直谷や下り魚谷山をめざす。向こうから青年が来たので、尋ねると魚谷山から来たとのこと。雪の様子は、直谷と同じくらいで50〜60センチで山頂までトレースがあったとのこと。 分岐から谷筋へはいる。流れに氷柱がいろんな形で残っている。 今西錦司さんのレリーフは雪に埋もれて見当たらなかった。登りの途中で先頭から声がかかり、「山頂は風が吹き、寒いのでここらで昼食にしますか?」の問合せに、あと少しで広い柳谷峠なので「10分ほどで峠ですが……」と返事をする。しかし、雪の中は時間がかかり、峠までは充分の10分で皆さんに足労をかけました。 峠で昼食。風花がちらつく。地図にない東の山腹から数人のグループが降りてきて山頂へ行かず下っていった。いよいよ魚谷山をめざし出発。雪の広葉樹の間をすすむ17名一行の写真をとる。山頂では寒くて記念写真を撮りすぐ下山。滝谷峠から奥貴船への急な下りを行く。芹生からの道をみてアイゼンをはずす。あとはゆっくりと舗装路を下った。皆さん雪山歩きを楽しめたのではないかと思います。 (報告者:平尾繁和) |
雪の魚谷山を歩く
(写真の提供は平尾さんです)
<感想> なんと男性が14人、女性が3人で驚いた。 二ノ瀬辺りは雪が全然ない。歩きはじめから男性の足が早くやっとこさついて行く。1時間ほどして雪が見えはじめ、細い登山道が凍って滑りそうなのでアイゼンを装着する。それ以降はだんだん雪の量も多くなり、雪山を楽しむ風景が広がった。私は、吹雪いたりすると、手や足の指先が冷たくなってつらいのだけど今日は風も強くなくてうれしい。 谷筋を流れる水辺にたくさんの「氷のオブジェ」が見られた。あれはクジラみたいとか、しぶきが花びらの様に凍っていたり、草や小枝が「水中花」のようで自然美にうっとりしながら見とれたりした。魚谷山直下でゆっくり昼食をとり、頂上まで真っ白な雪面をガバガバ登ったのは楽しかった。 頂上では記念写真をパチリすぐ下山した。 平尾さん、ピッチの速い上角さんお疲れ様でした。 (橋本香代子) |