高 取 山
 ―― 高取城跡 584m ――


日 時 2004年2月28日(土)
天 候 晴 れ
コース 新田辺駅7:40発→橿原神宮8:59→壺坂山9:10→
高取城11:30昼食→明日香棚田14:00→
飛鳥駅15:50→新田辺駅17:25着
参加者 リーダー:浜北紀子  サブリーダー:杉本和子
男性: 佐々木 白波瀬 山口 藤原 稲垣 徳田(誠) 森本
女性: 山田 藤富 玉井 内匠 橋本 大谷
合計 15名



<山行報告>

 春の様な日差しの中、出発。私のミスの為6人が゙1本早く壺阪山駅到着。
45分程待っていただいてスタート。古い街並みを散策しながら壺阪寺へ。
有料なので素通りして、高取城へ。
前日の新聞やテレビの報道で、高取城址(国司跡)の整備が完成、2年がかりで倒木や石垣のつるを撤去。城郭が白い花にたとえられ、芙蓉城と呼ばれたとの事。
昨年下見に行った時は、荒れ放題で山行としては、喜んでいただけないと嘆いていただけに、美しく整備され、担当者2人は、大変嬉しく楽しんで頂いたと思います。
明日香村でチイ―タイム、白波瀬さん御持参の甘酒で一足早く、雛祭り気分、皆さんご協力有難うございました。
(報告者:杉本和子)



    
早春の高取山を歩く                        五百羅漢石仏群(巨岩一面に刻まれている)      

<参加者の感想@>

春風を全身に受け、あたたかい日差しに良い汗をかきました。近くにあっても訪れることのなかった高取城。規模の大きさに圧倒されました。昔人の仕事に脱帽でした、乙女の頃にかえって歌を口づさみながら、石舞台から飛鳥までの道、歴史の勉強まで出来て本当に良かった。楽しい一日、皆さん有難う。
(大谷)

好天に恵まれ、とても気持ちの良い山行でした。高取城跡からの眺めは絶景。吉野・大峰・大台ケ原が一望でき感激。山城のスケールの大きさにも驚きました。往きの高取のレトロな町道、帰りの飛鳥とタイムスリップも存分に楽しめた一日でした。
リーダーに感謝。
(徳田誠)

 頂上本丸跡からの展望は、東に高見山が峻立し、南は吉野・大台が少し霞んで明確でない。国見櫓跡からも金剛・葛城からニ上山へと連なり、明日香・藤原・平城と続く。まほろばが素晴らしい。道も良く整備され歩き易いし町道もなかなか趣があり楽しい。まだの方には、是非お勧めしたいコースだ。石舞台が生垣越ししか見ることが出来なったのは残念だった。久しぶりに良く歩いたので又足が痛いことだろう。
(藤原)
 お里・沢市の舞台である壷坂へは、一度行ってみたいと思っていた。駅からの武家屋敷の通りは、昔の日本が残っていて、とてもよかったし、その中の休憩所では、歴代のおひな飾りを見せてもらって嬉しかった。それからもずっとのどかな歩きを楽しめたし、白波瀬さんからの甘酒タイムもあって和やかな一日でした。杉本さん、濱北さんのお蔭で安く行けて、嬉しさも加わりました。
(橋本)

  
高取山で昼食                      ユニークな猿石
  

<参加者の感想A>

とても素晴らしい天気に恵まれ、春の息吹を感じながら、山歩きを楽しみました。歴史ある町並みも見物でき高取城跡の石垣や、多くの石仏に出会えて良かったです。
(内匠)

お天気にも恵まれ高取城跡もよかった。下町も風情があり、畔道には白・黄のタンポポが咲いていた。春のおとずれを感じる。石舞台手前の広場で皆さんと甘酒をよばれた。楽しい山行でした。
(山田)

 春先の重い足どりのなか、ヒノキ林を抜ける心地よい風と樹林に差し込む陽光に春の到来を感じ、山頂の高取城跡に残る石垣の膨大さに築城時の壮大なロマンを感じ、あらためて山歩きの良さを認識したものの、昨年六甲甲縦走で痛めた膝の苦痛で当面下界に悟らされる山行となった。
(森本)

 高取城址の石垣の美しさ。巨石に刻まれた石仏像、風雨にさらされ姿・型も定かでない。足元の石にも刻まれているのかな。歴史を感じた一日でした。荒れた山道もきれいに整備され、道端には犬ふぐりや、たんぽぽ、れんげ草が寒さにまけず、ひっそりと咲いていた。ぽかぽか陽気の日だまりで白波瀬さん持参の甘酒おいしかった。
(濱北)

思っていた以上の所で(高取城跡)
楽しくって(仲間)
安くって(サンキューチケットメンバー)
美味しくって(白波瀬さんの甘酒)
良い汗かいてラッキー山行でした。
(藤富)

 朝は寒かったけれど次第に気温が上昇。軽装で歩ける絶好の日和となり心が弾む。
城下町らしいたたずまいの街並み・城門を移した医院・薬の町。昨年3月の高取城址は、寒さに震えながら昼食をすませ強風の中、倒木が行く手を遮る道を下山した思い出の地だ。そして、ロマンあふれる明日香の風景を楽しみながら飛鳥駅へと向った。
(白波瀬)
 

昭和62年頃と平成7年3月の例会と今回とで3回同じ道を歩きましたが、行く度に壺坂や明日香の町並、壺坂寺、高取城がきれいに整備されてます。素顔のままの方が良い所も厚化粧してしまい、昔のままの良さが失われていくのはいかがなものかと思います。
(稲垣) 

 壷阪寺 私のイメージと違ってとても立派なお寺、家々には、竹筒に飾られたお花がとてもきれい。帰りに買った野菜をもって、白酒飲んでいい気持ち。すべて、とても良い天気に恵まれての楽しい一日でした。
(玉井)


 以前に訪れた壺坂の町は、旧街道の面影が残っていましたが、今は道路もきれいにカラー舗装されて町おこしできれいになり住んでいる人には当然と思うが、出来るだけ旧いものも残してほしいと思った。
高取城址も崩れた石垣が見事に復元されて、以前より随分広くなった様に感じました。城址からは高見山・大峰連峰が素晴らしくいい眺めで、絶好の昼食場所でした。
 下山道もきれいに整備されていて、枯葉で痛めた足にもあまり負担も無く楽しいハイキングでした。
長い舗装道路で疲れた所で飛鳥の棚田の田園風景を見ながらのテイタイム、秋には、彼岸花で真っ赤になる風景を想像しながら白波瀬さん差し入れの甘酒で元気を回復し、無事飛鳥駅に到着しました。リーダーの濱北さん・杉本さん有難うございました。
(山口)


  
明日香の棚田                         長い縄は明日香の大切なお守り?