―――里山ハイキング―――
国見山(287m)〜交野山(341m)



日 時 2004年3月20日(土)
天 候 曇りのち雨
コース JR京田辺7:35→甘南備山駐車場8:15→穂谷公園9:10→
野外活動センター9:40→国見山10:15→交野山11:00→
くろんど池12:25→河内磐船14:30
参加者 リーダー:北川初子  サブリーダー:上田美織
男性:白波瀬 藤原 山口 稲垣
女性:岡田 大谷 濱北 山口(一般参加)
合計:10名


<山行報告>
 天気予報では、どうにか一日雨も降らないとのことで、安心しきって男性4人、女性6人のグループで気持ちよく里山歩きを楽しみました。甘南備山、野外活動センター、国見山くらいまでは雨もふらず、このまま一日いけるかと思っていたところ、交野山山頂あたりから、ポツリと冷たいものが降り始め、くろんど池到着の頃には、すっかり本降りになってしまいました。
 くろんど池周囲の東屋で雨宿りをしながら昼食をとり、1時頃出発しました。その頃には雨も小降りになっていましたが、獅子窟寺にはよらず、私市駅を通って河内磐船まで歩いた。
 山口さんの万歩計では3万歩とのこと、割と歩けたと思います。
(報告者:上田美織)

<感想>
今日の集合場所は、JR京田辺駅西口である。けれど足の向う方向は、何時ものように近鉄新田辺駅になりがち。おかしいなと思って間違いに気づき、方向転換をした人も多かったに違いない。
 実は案内にも書かれている様に、今回は珍しくJR京田辺駅西口である。最近、ハイキング講座や新年会ハイクで大阪府の交野山方面へ出かける事が多く、市内各駅から電車に乗って河内磐船か津田駅で下車してスタートするのが一般的。しかし、今日は趣向を変えて、行きは田辺から歩き始め、帰途は電車という企画である。

 棚倉孫神社にさしかかると春の訪れを告げるウグイスの歓迎を受ける。早朝のさわやかな春を告げる鳴き声はいいものである。甘南備山を過ぎると枚方市になり、この付近にはチラシでおなじみの霊園があって自然と目に付く。折しも彼岸なので車で参拝する人が多い。京田辺市では、この程、市営の共同墓地が造成されて、4月には、申し込みが始まろうとしているだけに、皆さんも関心事である。聞くところによると会員の中にも申込みをする人が多いとか。私もはか無い人生ゆえボチ ボチ脳裏を掠めていることもあり、早速、市役所へ行き申込用紙を貰おうかな。

 野外活動センターを経て穂谷に入る。ここから高台に見える建物が穂谷外大である。新田辺駅前のバスターミナルで乗車待ちのお嬢さん達が列をなしているのを見かけるが、ここへ通学していることを始めて知った。天気予報では、午後から晴れとの事で安心していたが、国見山の展望を楽しむ頃から雨が降り始めた。予報も当たらないこともある。水鳥の楽園で美しい水をたたえた白旗池は、いつ来ても心和ませる景勝の地である。交野山は、眼下の交野市はもとより、わが街や京の山々が霞んで見える。

 昼食場所のくろんど池に着く頃になると、雨は本降りになり何とか屋根の下で昼飯を食べることが出来た。従って予定を変更して河内磐船駅に向うことにする。7:40分出発して14:30分頃まで昼食をはさんで良く歩いたものである。しかもこの日の交通費は何と230円なり。途中お湿りもあったが、雨の山行もまた風情がある。こんなに近い所に、手軽な山があることを再認識した次第である。安い経費で最高の贅沢を味わった今日の例会でした。
甘南備山に次いで、国見山・交野山は、我が会の第二のホームグラウンドになりつつある。
(白波瀬 勇)